GINYU 伊芸銀勇物語
最近は映像や演劇、ミュージカルのエンターテイメントに関する演出に興味を持ち始めた。沖縄県の事業である「GINYU 伊芸銀勇物語」も観てきたところである。
沖縄からペルーへの移民を促進した偉人の1人であり、宜野座村から海外に目を向け、海外での日本語教育や農業を発展させた。情報の少ない時代の中で先駆的に世界に目を向けていた視野の広さがすごい。
事前情報を調べずに行き、初見だったにも関わらず、歴史をわかりやすく解説してくれる演劇のストーリーも理解しやすかったのと、現代と過去を行き来する構成も導入として易しかったと思う。
普段演劇に触れていないが、役者の表現も細かく見ていくと、読み取れることがもっとあるのではないかと思った。まだ感受性を高められそうな気がする。
2020年の1月19日に宜野座村文化センターがらまんホールでも、入場無料で見られるので、まだ見てない方にお勧めしたい。一度見た人も、もう一度見るとまた違った気付きもあるかもしれないから、2回目もお勧めしたい。
11月の公演では銀勇さんの親族も来られていたが、あまりにも24時間テレビみたいな感動の押しつけ感があったから、そこだけはやりすぎ感あったな。純粋に演劇として楽しめて、演出、ストーリー、役者について感動して帰りたかった。