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撮影機材のこと

これまた、ものすごく私的な筆者の覚書です。
youtubeにアップしている「まちなか農園 -365日-」とこちらのnote「まちなか農園 Backyard」の撮影機材について書いております。
関心のない方にはマニアックすぎ、専門の方からすればヌルい内容です。
ちなみに動画は3本目を公開しております。

私は産前産後の休職期間を除いて14年ほどグラフィックデザイナーとして働いてきました。
その間漫画関係のデザインの仕事が多く、自分でメインのビジュアルを用意する機会がなかった(漫画家さんの描く素晴らしいビジュアルを使用していた)こともあり、写真やカメラの知識が全くありませんでした。
今後は地域のデザインなんでも屋さんになりたいという野望もあり、本格的な撮影は本職のカメラマンさんにお願いするにしても、多少の知識と実践経験が欲しいと思っておりました。
「まちなか農園」(仮)さんの取材は、そういった狙いも含んでいます。
今回は撮影に使用しているカメラなどの機材のことを書きちらかしていきます。


まず動画用カメラ

これがなくては始まりません。
「DJI Osmo Pocket(オズモポケット) 3」

一つ目ロボット感と丸っこさが可愛い

片手で楽々操作できるサイズと重量。179gなのでiphone15とほぼ同じ重さ。
これでいて1インチセンサーなるけっこう大きめのセンサーを搭載しているので、明暗の階調を不足なく捉えてくれます。
そしてありがたいジンバル機能!
新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」の首振りダンスばりに、体を振っても頭だけ勝手に水平を保ってくれるので、ヘッポコな撮影をしてもそれなりに見やすいものになってくれます。

まちなか農園さんの取材は全くもって頼まれ仕事ではありません。
こちらがお願いしてやっていることです。
故に大袈裟な機材を持ってウロウロするのは邪魔でしかなく、「ちょっとカメラの設定を変えます」とか「ピントが合わなかったのでもう一度やってください」とかはあり得ません。
Osmo Pocket 3の扱いやすさや「撮ってる感」のなさは、ご迷惑を最小限にするという点で必須アイテムとなりました。

以下めちゃ細かいことです。
最近の設定としてはLog撮影、4K解像度(3840×2160ピクセル)、フレームレート30fps(1秒間に30コマで構成された動画)、シャッタースピード1/60秒に落ち着きました。
youtubeにはフルHD(1920×1080ピクセル)でアップしますが、4Kで撮っておけば編集時に一部を切り取ってアップにすることができるので、そうしています。
最初は24fpsで撮っていたのですが、「ドキュメンタリーにしては物語映画っぽい印象だ」という夫のアドバイスで30fpsに変えました。(なので#1、#2の一部では撮影と編集のfpsが違ってカクついています)
このシャッタースピードだとNDフィルター必須になります。Osmo Pocket 3 クリエイターズパックには3枚同梱されていて、晴天の日はND256、曇天であればND64をつけると大体まともに撮れている気がします。

左がLog撮影(コントラスト・彩度が低いもの)した状態、右が調整後

以上、Osmo Pocket 3は今のところ「これがなければ撮れない」という必須アイテムですが、本当に贅沢を言うなら、オートフォーカスだけ、もうちょっと自由が効くと嬉しいな…!
フォーカスを合わせたい部分をタッチしたらゆっくり(指定秒数で)切り替わる、とか…。
そういう設定ができたら最の高です。

次に静止画用カメラ

主にnoteでの画像で使用しています。
「FUJIFILM X-T30ii」

ちなみにこの画像はiphone12 miniで撮影していますが…なんかうまく撮れない!

なぜこちらを選んだのかというと、フィルムシュミレーションという富士フイルムならではの機能に魅力を感じたからです。
公式の説明をお借りすると、
「フィルムシミュレーションとは、撮影意図に合わせてフィルムを取り替えるように、発色やコントラストを変化させることができる機能です。」
ということです。
一般的に階調豊かで美しい写真を撮るには、RAWというコントラストと彩度が低めのデータをライトルームなどで現像すると思いますが…ちょっと大変ですよね。
いや、仕事で使用する場合はちゃんとやるんですけど。
子どもの写真とかも撮ったりするので、旅行写真とか何百枚もあったら、1枚1枚RAW現像してられないです。
ということで、お気に入りのフィルムシュミレーション(主にPROVIAかASTIA)の彩度や粒度などをカスタマイズしておき、毎回それを使用しています。

NO現像の撮って出しですが、けっこう良いと思います

あと大事なことだと思うのですが、見た目が可愛いですね!
マットシルバーとごつごつっとしたブラックのツートーンがレトロ。
物理ダイヤルも使いやすいし、シャッター音の「シャクッ」も気持ちいいです。
けっきょく愛着を持てるかどうかだけ。
そんな気がします、カメラ選び。

ちなみにレンズは

「XF18-55mm F2.8-4」
富士フイルムの10年以上前に発売開始されたキットレンズだそうですが、とても評判が良くて中古のお値段も優しかったのでこれにしました。
畑の中を無駄にウロウロしないという目的で、ズームレンズは必須と思いました。
今となっては静止画撮影は動画撮影の後でゆっくり撮らせていただいているので、単焦点レンズを二つ持つのも不可能ではないのですが、まあ予算的に厳しいのでこの選択で良かったのだと思います。

以上です。
今後編集ソフトについても書くかもしれません。
動画、難しいですね、まだまだ正解が見えません。


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