マチマチ
制作会社から楽天、マネーフォワードへ。事業や組織への貢献を目指したUIデザイナーの歩み
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制作会社から楽天、マネーフォワードへ。事業や組織への貢献を目指したUIデザイナーの歩み

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「マチマチのメンバーインタビュー」シリーズ、略して「マチメン」。今回はマチマチのデザイナー、山嵜の登場です。

前半では、デザイン会社、楽天、マネーフォワードなど事業会社を経て経験してきたデザイン業務から、デザインに対する考え方を聞きました。

(プロフィール)デザイナー 山嵜重則。福岡県出身、福岡市南区育ち。東京造形大学造形学部デザイン学科卒。デザイン会社にて主に家電メーカーのWebやUIなどのデザイン業務を経験の後、楽天にて新規サービスの立ち上げやアプリ、コーポレート、事業・サービス横断関連の業務に従事。マネーフォワードでは主にBtoB領域やメディア事業を担当。これからの地域や社会にインターネットを使って課題を解決できる意義などを感じてマチマチにジョイン。

受託ではやりきれないデザインを通じた事業への貢献

ーー山嵜さんはいつからデザインを始めたんですか?

大学時代にインターフェースデザインを専攻していて、最初はデザイン会社に就職しました。そこで国内の家電メーカーさんをメインクライアントとしてデザイン業務を行っていました。当時は、2000年半ばで、少しずつ「ユーザインタフェースデザイン」という言葉が広まってきた頃で、携帯電話やデジカメの性能が上がり、画面が大きくなって、色数も使えるようになり表現の手段が広がっていました。携帯電話でアプリが動き始め、小さな画面の中でいろんなことが可能になっていたような時代でした。

ーーメーカーのデザインですが、ハードウェアのデザインではなかったんですね。

はい。いわゆるプロダクトデザインではなく、自分はインターフェースデザインを中心に、UI、Web、コンテンツ制作などのデザイン業務に従事していました。様々なクライアント、案件と受託ならではのクライアント様の要望を実現させる面白さもありつつ、受託のもどかしさを感じることもありました。

ーー受託のもどかしさとはどのようなものだったのでしょうか。

一口に受託と言っても様々な関わり方があると思いますが、中長期のプロジェクトであっても案件ベースで関わり、納品で手を離れます。もちろん継続的に依頼を頂いているものもありましたが、基本的には発注側のスコープの中で仕事が進みます。

モノづくりの色々な変数がある中で、クライアントの内部で物事が動いていて、外部からデザインする自分に見えない部分もありました。また実際にそのサイトやプロダクトを使うエンドユーザーがどのように感じているか、その声を聞く機会が少ないことも大きかったです。それゆえに当時はもどかしい気持ちを感じていました。

ーー本当に解くべき課題なのかがわからないなかで、デザインしなければならないもどかしさがあった。

そうですね。デザインの判断基準も、その関わり合いの深さからわかることで変わってくると思います。社内であれば数カ月後ではなく、事業戦略上のマイルストーンから何をつくるべきかを考えられる。もっと長期的にじっくりとサービスの成長に関わりたいと思っていました。

事業部を横断してデザイン活動を行った楽天時代

ーーそれで事業会社に転職を?

はい。事業会社であれば、もっと深く事業やサービスに関われるのでは、と考えました。それで縁があり転職したのが楽天でした。楽天では、全社横断の組織であるグループ編成部に入りました。グループ編成部は、事業部を横断して戦略から制作まで担当する部署で、楽天の多様な事業部の案件に関わり、事業部内だけではできない仕事を手掛けていました。

ーー受託から事業会社へと変わっていかがでしたか?

意思決定者にいつでも会いに行けるというのは心境的にも大きな変化でした。顔を合わせて仕事ができますし、深く関わりたいと思ったら自分から関わりに行けます。この点が、事業会社に入って一番感じた違いでした。

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ーー楽天は事業会社の中でも規模が大きい転職先かと思いますが、規模の大きさは検討の軸に入っていたのでしょうか。

規模の大きさはそこまで重要視していませんでした。ただ当時はiPhoneが数年前に出てスマートフォンが主流になり始めたタイミング。アプリケーションや事業会社の仕事に関わりたいと考えていた中で、多くの事業との関わりや、全社横断の部署ということもあり、楽天全体のブランドやサービス体験の一貫性をどう作るかという仕事に関われたりと面白さを感じていました。

ーー楽天ではいつまでお仕事をされていたのでしょうか。

楽天に在籍したのは約3年。多くの事業の案件や、新規事業の立ち上げなども含めて、豊富な経験をさせていただきました。ただ、その中で課題も感じていました。当時感じていたのは、プロダクトを開発するチームの距離の遠さです。当時関わっていたプロジェクトは関係者も多く、代表者の会議でも10〜20人という規模でした。自分の中ではもっと職種間の距離が近い、スモールチームで働きたい気持ちが強くなって。それで当時、70人ほどの規模だったマネーフォワードへ転職しました。

デザインの対象を広げながら課題を解決する

ーー随分と規模が異なる会社に転職したんですね。

現在のマチマチのほうがもっと規模は小さいですが、当時もこれから成長していくタイミングのスタートアップに入れたら面白いなと考えていました。

マネーフォワードで印象に残っているのは、チームが成長していく過程を経験できたことです。当たり前ですが、規模が大きいサービスは一人だけでは作れません。デザイナーだけでなく、フロントサイドやバックエンドのエンジニアさんも含めて、プロダクト開発のチームを組成しないといけない。このプロセスに関われたのは得難い経験でした。

ーープロダクト開発のチームに関する課題をクリアできたんですね。マネーフォワードではどのようなデザインを担当していたんでしょうか。

マネーフォワードと言えば家計簿サービスの知名度が高いと思いますが、自分が関わることになったのはBtoBサービスの「MFクラウドシリーズ」のデザインです。大小様々、サービスや機能のデザインを担当しました。

ーーデザインの対象も大きく変わりましたね。

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対象も大きく変わりました。BtoBしかも専門知識が必要な業務ソフトウェアサービス分野です。それでも楽しくやれたのは、自分の中で興味関心の幅が広く、何にでも興味を持てる性格なのかなと思っています。デザインを通じて新しい領域に関わると、予想もしなかったような発見や驚きがあり、それが面白いんです。

自分にとってのデザインの面白さの一つは、外部要因が起点になっていることです。新しいテーマであったとしても、デザイナーとして解決手段は提供できる。それが自分のデザイナーとしての仕事のスタンスかなと思っています。

ーーそうやって、新しい領域に取り組んでいると、デザインする対象も広がるのでしょうか。

デザイナーの役割は拡張していると言われますし、自分もそう思います。ただ、変わらないのは、アウトプットだけじゃなくて、そこまでのプロセスも含めてデザインするということ。課題は、セールス、マーケティングなど、プロダクトに関する様々な部分から生じます。

デザイナーはこれを解決していく。解決していく上で、デザイナーは形にできるのが強みです。形にすると、チームとしても解像度が上がっていく。プロトタイプがあることで議論がまとまったり、方向性が見える。その点はデザイナーが能力を発揮できる部分だと考えています。

後編はこちら。

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