渋谷図書館を、新図書館へ！
こんにちは神薗まちこです。
2021年11月の定例会で継続審査となっていた「議案第43号／渋谷区図書館条例の一部を改正する条例」ですが、2022年3月の定例会で可決にされました。
11月の文教委員会として継続審議にせざるを得なかった点は下記になりますが、こちらをある程度解決できたということで、シブヤを笑顔にする会も賛成としました。
①渋谷図書館を廃止するという重大な条例改正の内容が、議会にも利用者にも全く説明されないなか、提案されたこと。
ー議会等への説明の後、氷川地区長会連合会、青少年対策氷川地区委員会、地元町会の常盤松町 会への説明があり、それぞれの団体からの要望を受けた。
②渋谷図書館を閉館したのち、この図書館が存する氷川地区が図書館空白地域となることへの対案が、ロードマップを含め一切示されていなかったこと。
ー渋谷図書館に代わる地域図書館を、早期に建て替えを予定している広尾中学校に複合化した形で建設すること。またこれは、氷川地区の図書館の空白期間を最小限にするための方策であり、令和８年度末を目途に整備し、従前の渋谷図書館並みの面積も確保できること。
③サービススポットでの図書館機能の継続という対案も明確に示されなかったこと。
ー地域の図書館機能の維持のため、渋谷図書館のサービススポットはゴールデンウィークを目途に白根記念渋谷区郷土博物館・文学館の１階に開設し、予約した本の貸出・返却業務を実施すること。
④廃止された後の渋谷図書館跡地の利活用方法が不明だったこと、などでした。
ー現在の渋谷図書館の跡地については、常盤松小学校の建替え時期も考慮しながら検討を進めること。
等、3月の定例会冒頭の区長発言と、各会派からの代表質問に答える形で、対案が示されるとともに所管の文教委員会でも、議案の継続審査、請願審査、予算分科会での質疑など、この問題解決のための精力的な審議が行われ、その結果明らかになりました。
シブヤを笑顔にする会を代表し、伊藤たけし議員が賛成討論しました。
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