Vol.6 𝐓𝐀𝐓𝐓𝐎𝐎を彫るワケ

こんにちは、こっぺです！
久し振りのポストです。
今回は【 𝐓𝐀𝐓𝐓𝐎𝐎を彫るワケ 】について綴らせて貰います。

皆さん、𝐓𝐀𝐓𝐓𝐎𝐎にどんなイメージを持ちますか？

怖い人とか、悪い人とか、
マイナスのイメージをする人が日本ではまだまだ多いと思います。
偏見と言ったらそうなるのかもわかりません。

でも、何故そんなマイナスなイメージがまだまだ多いのに𝐓𝐀𝐓𝐓𝐎𝐎を彫るのか。

僕の中で、理由は一つしか有りません。

“ 生きる証 ”

として彫っています。
“ 生きた証 ” として残したくて彫っているワケではありません。
“ オシャレ ” や “ ファッション ” として彫っているワケでもありません。

では何故、“ 生きる証 ” として彫るのか。

僕は幼い頃から児童養護施設で育ちました。
その児童養護施設では、18歳のときに職員さんと揉め、折り合いが付かず「 もう面倒見きれません 」と言われ一時保護所に連れて行かれました。
一時保護所では、反省しなさいと牢獄のような部屋に２週間も隔離されました。
その後、国立大学への進学が決まっていた僕は里親家庭に預けられました。
しかし、その里親家庭でもあることを相談すると「 もうここには居れません 」と言われ、帰る場所がない僕は約２か月間、友人や先輩の家を転々とする生活をしていました。

約12年半を社会的養護という世界の中で生活し、沢山の複雑な気持ちを抱え、辛いことやしんどいことも経験しました。
日本の社会的養護は、何故こんな環境なのだろうと常に疑問に思っていました。

そして、社会的養護という環境を巣立ってから、僕という命は望まれて授かった命ではないという現実を知りました。
男女の惨めな欲望の中に生まれてしまった命であることを知りました。
それはちゃんと自分で育てること出来ないだろうなとある意味、納得ですよね。

でも、僕にはそんなことまったく関係ありません。
親がどうであれ、僕は僕として生きています。
誰になにを言われようと僕は僕です。
それはこれまでもこれからも変わりません。

そんな経験を活かして今はNPO法人でも活動しています。

僕は僕という人生を生きる中で、誰よりも沢山のコトを考え、誰よりも様々な想いを持ち、誰よりも色々な経験をしていると思います。

僕は、それらを自分でデザインとして表現し、𝐓𝐀𝐓𝐓𝐎𝐎として “ 生きる証 ” として身体に彫っています。

𝐓𝐀𝐓𝐓𝐎𝐎に対する偏見も度々、耳にする機会はありますが、そんなことも関係ありません。

これからも少しずつ増えていくと思います。
僕はこんな意味を持って𝐓𝐀𝐓𝐓𝐎𝐎を彫っているんだよてことを少しでも知っておいて貰えたらなと思って綴りました。

こんな記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。😊
僕の 𝐈𝐧𝐬𝐭𝐚𝐠𝐫𝐚𝐦 や 𝐅𝐚𝐜𝐞𝐛𝐨𝐨𝐤 も是非チェックしてみて下さい。

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