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結婚生活ってなんだろう『異類婚姻譚』本谷有希子著を読んで

第154回芥川賞受賞作品

一言で言ってしまうのなら、結婚生活して似た生活していると同じような顔とかになってくるよね。

でも、それってなんでだろうか、お互いに寄せているのか?どちらかがどちらかに飲まれてるいるのか?

夫婦とその弟夫婦、近くに住む老夫婦の話。

結婚生活でお互い似てくるというのは大して気にしていなかったし、それは勝手に良いことだと思っていたけど、確かに親子でもない夫婦が似てくるというのは、どこか不気味である。

とはいえ嗜好や考え方もお互いに少なからず影響は与え合い、長い間一緒にいるためにはやはり似てくるのか。

結局夫婦で長い間一緒にいるということ自体もどこか不気味な感じがする。子供がいる間は、子供も交え三対問題になるので少し変わってくるかもしれないし、一つの夫婦の答えとして子供というのが出来上がるのかもしれない。

そんな事を考えてしまった。

この本は読みやすくいけど、最後のオチがいまいちよくわからなかった。

題名は少しとっつきにくいが読みやすかったと思う。

100冊チャレンジ始めて、少し読書が好きになったかもしれない。

4/100

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