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【ドレスのススメ】11.アトリエSHIONEドレス体験レポート(Halloween撮影会編)

アトリエSHIONEさんは、ヒストリカルコスチュームを着ての撮影、舞踏会ほかヒストリカルコスチュームにまつわる様々なイベントを開催されています。本格的なドレスを着て、多様な楽しみ方をさせていただけます。

筆者が初めて参加したのは2021年のハロウィーン撮影会です。場所は都内スタジオ、プロの着付けとヘアメイクを受け、個人および他参加者との写真撮影ができる内容でした。筆者はTwitterで見かけて一目惚れした紫のバッスルドレスを着ました。

シルエットが美しすぎる紫のバッスルドレス

<予算>
参加者:8名程度
参加費:40000円
内容:10:00~18:00※人により入り時間に差がある/終了は同じ
プロによるドレス着付けとメイク
   アシスタント様による撮影(個人・他参加者との集合)とデータ送付
(データファイル便/Eメール送付)

一度本格的なドレスを着てみたい!プロのメイク儲けてみたい!と思っていたところに見つけたのがこちらのハロウィーン撮影会でした。この撮影会では、申し込み後入金順でドレスを選ぶことができました。私の第一希望は紫×黒のバッスルドレス、第二希望は紫のバッスルドレス、第三希望は緑のバッスルドレスだったと記憶しています。人気があったためか第二希望のドレスでした。それでも着てみたらうっとりするような素敵なドレスで、周りの方のドレスもどれもこれもそれぞれ素晴らしく、正直どれを着てもきっと楽しかったと思います。

遠方からの参加の方など、入り時間の都合を聞いてくださるので予定も組みやすいかと思います。私はいつでも大丈夫と答えたので12時過ぎの入りでしたが、ドレスを着るまで30分ほど待ちました。ただ、この待つ時間というのがとても楽しくて!他の人の着付けの様子を見て、それぞれのドレスの時代背景や着せ方など解説を聞きながら見せてもらったり、ヘッドドレスやかつらを合わせていく過程を近くで見ていられたり、いずれもなかなか見られないものなので、貴重な経験だと感じました。事前にサイズ感も号数で伝えるのですが、「少し詰めましょう!」とその場で縫って下さったのも印象的でした。プロの着付け、自分で着るのとはシルエットがまったく違って美しいです。

筆者は1人で参加しましたが、他にもお1人で参加されている方もいたので、肩身の狭い思いもしませんでした。もちろんお友達同士や、常連同士のような方もいますが、スタッフの方が話しかけてくださったり、色違いのドレスや、同じ時代のドレスをきているかた同士での撮影を組んでくださったり、配慮していただけていると感じました。時代背景やドレス制作時のお話等も聞けて、そこまで交流せず黙って聞いているだけでも楽しいと思います。

プロのメイクを受ける機会もなかなかないと思います。ドレスに合わせて仕上げてくださるのはもちろん、希望も聞いてくださいました。私の場合、口角が下がっているのと色黒がコンプレックス、とお伝えしたら見事にカバーしてくださいました。また、コスプレする方には、ダブルラインがとても参考になると思います。私は何度練習してもうまく引けずにいたのですが、それは見事なラインを書いて下さり、この日の写真を見て練習しています。

アシスタントの方が撮影してくだり、個人と集合やペアの写真を後日メールで送っていただけます。これまで衣装を着る趣味がない方でも、ポージングを指導してくださったり、小物を貸して下さって構図にバリエーションを出して下さったり、「いざ撮影となったけれど何をしてよいか…」という方でも安心して撮影に臨めます。逆に、普段作りこんだ撮影をする趣味がある方の場合は、ストロボ等でライティングを駆使した形ではなく、コスプレイヤーでいうところの「撮り合い」に近い仕上がりの写真ですので、中には少々物足りなく感じる方もいるかもしれません。しかし、そうでない方には十分満足できる仕上がりだと筆者は考えます。

ポージング指導してもらっているところ 顔出ししたくない方は仮面もあるよ

衣装を着て撮影する趣味のない方には、この「4万円」という価格は高いと感じるかもしれません。衣装を着る趣味のある方はご理解いただけると思いますが、筆者は「破格」だと感じます。まずスタジオ代。個人で利用しようとすると、これだけでも数万円かかるレベルのスタジオです。それから、自分でカメラマンさんを探さなくてもよい、というところもツテのない方には魅力的でしょう。プロに着付けもポージング指導もしてもらえる、メイクだってプロにお願いできる。構図やポージングを事前に練り上げ、それをカメラマンさんに伝えることも、スタジオまでメイク道具、コルセット、パニエ、ドレスを抱えて移動し、必死で着替えてメイクして、帰ってきたらそれらを片付ける手間もありません。衣装を着て撮影するのが趣味で、これが楽しみでもあるのですが、これらの労力をしなくても、小さな鞄一つで出かけて素敵な写真が手に入るのはまさに「破格」だと筆者は思うのです。

<まとめ>
・「全てプロにお任せ」で素敵な衣装を着て写真が撮れるので、普段衣装を着て撮影する趣味がない方におすすめ
・普段衣装を着て撮影する人だからこそわかる「手間のかけずに質の良い撮影ができる有難みとコスパの良さ」
・1人参加でも安心、時代背景やドレス制作秘話を聞くのも楽しい

アトリエSHIONE様 note↓

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