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「世界は思っていたよりも広く、多様で、おもしろい」〜スタッフインタビュー② 北澤佑太さん〜

プログラムの内容はもちろんですが、不定期でまちキャン!に関わるスタッフを紹介していきます。第二弾の今回は、期間中小学校での教育実習も行いながら、Day 3・4のプログラムを担当している「がんちゃん」こと、北澤佑太さんです!

自己紹介をお願いします

はじめまして、がんちゃんです。生まれは小布施町の隣の須坂市というところです。幼少期からすぐ近くに自然がある環境で育ってきたので、山の中を自由に散策することが大好きです。幼小期の頃から、小布施には遊びに来ていたので、とてもなじみ深い町です。
今は、信州大学教育学部英語教育コースで異文化理解という分野を学んでいます。なにそれって思うかもしれませんが、ひとことで言うと、「文化」って何だろう?「文化」をどう捉えればいいかに関して、中心的に学んでいます。異文化と言われると外国の○○とかがすぐ浮かぶと思います。たしかにそれも文化ですが、実は皆さんのすぐそばにも異文化は潜んでいます。例えば、それぞれのうちで作られているお味噌汁の味や作り方は家によって様々で味噌の種類や具材が違ったりします。それすらもこの異文化理解では、文化の違いとして捉える材料になります。
こんなふうに身近なことを文化ととらえて深めていく分野を学んでいます。

どんな少年時代を過ごしていましたか?

子供の頃

小学生の時は、サッカーとカードゲームが大好きでした。友達と公園に集合して、よくバトスピやデュエマをやったあと、遊具がたくさんある公園でベンチをゴールに見立ててサッカーをするのがお決まりでした。

中学生の頃は、サッカー部に入り、純粋にサッカーを楽しむという精神で部活に明け暮れていました。勉強はとにかく勉強しまくって、いい成績を取ろうと問題集の内容を丸々覚えるくらいテスト勉強をしていました。しかし、中学3年生の時、夜中にふとあることを思い、眠れない夜がありました。

何のために勉強しているんだろう。
将来この努力がなんの役に立つのだろうか。

この頃から勉強することの意義について考え始めた気がします。

この疑問は高校に行ってもたびたび忘れることはあっても、その問いはいつも私の心の隅っこのほうにひっそりと居座っていました。

「なぜ勉強するのか」という問いに対して、今のがんちゃん自身の答えを教えてください

大学生になって、一つ気づいたことがあります。それは世界は私が思っていたよりも広く、多様で、おもしろいということです。5教科(国数英社理)にとらわれない授業を大学で初めて経験し、様々な種類の知識を得て、知ることの楽しさを知りました。この時に私が知っていた勉強は氷山の一角だったことが分かりました。このように勉強は知ることの楽しさであったり、勉強することの楽しさを知るためにあるのかなと思います。

まちキャン!になぜ参画しようと思ったのか。

正直、最初は興味もありませんでした。笑。しかしこのプロジェクトについて知るにつれて「もっと関わってみたい!」と思うようになりました。思い立ったらすぐ行動を起こす主義だったので、このまちキャン!に参画することを決めました。


さいごに

私自身も中高を経て、大学生になった今でもなお自分のやりたい事、将来について具体的なイメージを持っているわけではありません。このまちキャン!の中で私も参加者の方々とかかわっていく中で、自分としっかり向き合ってみたいと思います。一緒に考えて、悩んで、楽しみましょう!


「教科」にとらわれていた学びから、様々な分野に出会い、触れたからこそ気づいた勉強する、学ぶ意味。その中で自分の今、本気で学び、追究したい「異文化理解」という分野に出会ったがんちゃん。
遠い文化ではなく身近にも視点を置いているからこそ、生きている中に学びがあり、発見があり、そこから探究がはじまる。

中学時代の時に感じた問いが、どこか繋がっているような気がしますね。

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