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キャリアに迷ったワーママが【アンバサダー】をやってみたら


こんにちは。まちあやです。
めちゃくちゃお久しぶりのnote(なんと4か月ぶり…)
すっかり季節も変わってしまった…!

ここ最近のまちあやはというと、フルタイムで働きつつ、白目剥きながら4歳2歳の2歳差育児してます。

この4か月での変化と言えば
・時短→フルタイムになった
・フルリモート(緊急事態宣言中なので)になった
・パラレルな活動が増えた

という感じなのですが、中でもこれまで約4年抱えていたモヤモヤの解消に大きく影響がしたのが3つめのパラレルな活動で、その1つの【アンバサダー活動】の話をしたいと思います。

そもそもアンバサダーってなんぞや??

「アンバサダー」の意味
「アンバサダー」は英単語の「ambassador」を片仮名表記したもので、『大辞林』では、下記のように説明しています。

アンバサダー【ambassador】
大使。使節。
(『大辞林 第三版』より引用)

おおお、使節!なんかかっこいい。
ちなみにビジネスシーンでの使われ方がこちら

IT業界には「アンバサダー・マーケティング」という言葉があります。そのブランドのユーザーやファンの人に「アンバサダー」になってもらい、宣伝や告知、ブランデイングに協力してもらうという手法です。個人的にユーザーやファンであれば、そのブランドを応援するのにも自然と力が入り、自主的に行ってもらうことも可能だと考えてられているからです。

つまり、自分の好きな商品やサービスのユーザー代表として、宣伝活動や広報活動に関わる、みたいな感じですね。

私は昨年から株式会社fruorさんが運営する ミートキャリア(meetcareer)というオンラインキャリアカウンセリングのサービスのアンバサダーとして活動しています。

具体的な活動内容としては、
・ユーザー交流会(オンライン)
・習慣化コミュニティ「もくチャレ」運営
・オンラインイベント企画、運営 

など。

もともと私は、ミートキャリアさんのサービスを使っていたイチユーザーでした。モヤモヤしたときや困ったときの救いの神(?)としてミートキャリアを利用していました。
そこからアンバサダーのご縁をいただき、約1年ちょっと活動しています。その活動の中でモヤモヤが多少解消した要素を私なりにまとめてみます。

モヤモヤワーママがアンバサダーをやってみたら


①自分の価値=会社だけではないという発見
 これまで私は「会社で評価されたい、認められたい、必要とされたい」を原動力に仕事をしてきました。長時間労働が前提で業務設計されている会社で誰よりも長く、休みなく働くことで自分の存在価値を感じていました。
 しかし産後、長時間労働ができなくなった私は「戦力外通告」を渡された気持ちになりました。それもモヤモヤの一因だったんだと思います。

 アンバサダーの活動の中では、メンバーから「助かった」「ありがとう」「まちあやさんの○○なところがすごい!」と言ってもらえることがあり、自分の強みや得意に気づかせてもらえることがありました。
 自分が所属する会社という小さな世界でのモノサシでしか物事をとらえていなかった私にとって、世界が広がり会社での評価=自分の価値のすべてではないと思うようになれました。
 この視点を持てたことは会社での仕事にもプラスになったと思います。評価のために頑張るんじゃなくて、頑張った結果として評価してもらえたらラッキーくらいに考えるようになりました。自分の好きや得意(逆に嫌いや苦手も浮き彫りになった)が整理されたことは、日々の業務に向き合うときに活かされてると思います。


②あたらしい領域への挑戦
 これまで業務内容や取り巻く環境はそれなりに変化はありました。しかし2人目復帰以降の約1年は、延々と資料作成をする毎日。飽き性の私にとってはたった1年ではありますが悶々とする毎日でした。
 社内異動などのチャンスがあればきっと手を挙げていたんでしょうが、今の組織ではほとんど考えられないのが現実。
 そんな中、アンバサダーの活動ではイベント企画やコミュニティ運営など初めてのことばかりで新鮮でした。ここしばらくBtoBが長かったので、BtoCのおもしろさにも触れることが出来ました。アンバサダーの活動がきっかけにファンベースの考え方やコミュニティ運営に興味を持ち、現在別のコミュニティにも関わりはじめて日々勉強中です。社内で仕事をしていただけでは知れなかった世界を知り、やったことない領域への挑戦の環境がほどよく刺激的でした(ほどよくが大事)。さらに今、アンバサダーをはじめ社外で経験させてもらっていることは、本業の業務で活用できる部分が多くあります(今の作業をひと段落させたら着手したい領域に通ずるものがある!)

③魅力的な人と事業との出会い
 本業はチームメンバーが8名、バックオフィスは1領域に1名体制が基本。少数なので、コミュニケーションも取りやすく人間関係はとても良好で働きやすい環境です。ただそれぞれ職人として淡々と自分の持ち場のタスクを進めていくので、誰か協力して物事を進めてチームで達成感を感じたり、自分の仕事が誰かの役に立っている実感があまりないな…と感じていました。
 一方、アンバサダーの活動していて1番驚いたのが「全員がフルリモート、副業メンバーも多い中で、この熱量とスピード感!?」でした。そしてそれぞれの役割は違えど、爆速でチームとして動いている。
 理念である「自分に合った働き方が出来る社会の実現」に共感しているという前提があって、事業に社会的意義を感じている&喜多村さんはじめメンバーの力になりたいという方が多いんだなという印象。
 ミートキャリアに関わる人たちがミートキャリアのファンなんですよね。これは代表喜多村さんのお人柄もあるし、事業に向き合う姿勢が周囲に伝わっている証だと思います。
 少し物足りないなと感じていた要素の真逆を煮詰めて固めたみたいなチームでした。私ももちろんアンバサダーという立場ですので、ミーキャリファンです。(ファンクラブ作るなら会員番号001ほしいくらい)大好きなミートキャリアのサービスに少しでも力になれていることで、自分がやったことがユーザーさんの役に立っている実感も感じられています。

ユーザー同士のつながり
 地元の友人は地元に残っている人が多くて、なかなか会う機会もなく。保育園のママ友はコロナもあってみんなで集まってお出かけしたりもなくなり、公園や送迎で会えば話す程度。さらに私は社内でワーママ1人ということもあり、子育てについて気軽に話す人が周囲に多くない環境だと思います。キャリアについてフラットに話せる人はさらに少なく、モヤモヤしたときに相談したり、話聞いてほしい~って言える相手があまりいません。
 そんな中で月に1回のユーザー会(通称:ぺちゃくちゃ会)やイベントやtwitterでのユーザーさんとの交流は、ぺちゃくちゃ会のテーマである「キャリアに対してフラットに語り合える場」となっています。非常にありがたい存在です。習慣化コミュニティ「もくチャレ」でも、忙しい中で資格取得の勉強や自己分析に時間を割いて自分のキャリアに向き合っている方が多くて、勝手に同志感を感じながら日々刺激をいただいています。

書いていくうちに自分にとってモヤモヤ解消に影響があったことが他にもたくさん出てきたのですが、きりがないのでこの辺にしておきます…!

「好き」を新たなキャリアの一歩のきっかけに

まとめると

①活動自体が自己分析になった
②新しい領域の経験や知識が身につく
③サードプレイスとしての場ができた

これって、アンバサダーでもなくても副業やプロボノのような活動でも共通していると思います。

ただ当時の私にとってはいきなり副業でチャレンジするという一歩はハードル高めでした。副業もプロボノも始めようと何かに登録しようとすると経歴を入力しないといけないケースが多かったです。「私ここに書けるスキルないなぁ。。。」という気持ちになって一歩が踏み出せませんでした。

(現在はミートキャリアさんから「副業興味あるけど何からすれば良いかわからない」という方向けのテキストプログラム「副業チャレンジ編」があります!)



その点アンバサダーは「好き」という気持ちがあればできる。めちゃハードル下がってる!

「この商品・サービスが大好きで応援してる」「誰に頼まれたわけでもなくても人に勧めちゃうくらい好き」ってモノ、誰にも1つくらいあると思うんですよね。そのサービス企業が必ずしもアンバサダーというポジションを募集しているかはわかりませんが、以前noteで見かけた「#勝手にアンバサダー のススメ」という記事。


こちらの著者の西村さん、大好きな商品の愛を発信し続けていたら「オフィシャルアンバサダーになりませんか?」とオファーをもらったそうです!
そんなこと、あるんですよ。私も好きが高じてアンバサダーになった1人です。

子育てとキャリアのバランス
アンバサダーという活動が自分にとって良かったのは「子育てとのバランス」だったと思います。
息子が3歳になったときに自分の中で育児のプライオリティが一気に上がりました。お世話ではなく、子どもの心に寄り添って、観察して環境を整える必要があると思いました。でもキャリアをあきらめたくはない。
育児かキャリアか?0か100の選択しかないと思っていた私にとって、育児にウェイトを置きながらもキャリア(社内での昇進や年収UPという意味ではなく)を諦めない手段としてアンバサダーの活動はちょうど良かったと思います。

「今は子育て(のための時間)を最優先で、キャリアは種まきの時期」という自分自身で納得できる答えを出せたこと。これはアンバサダーの経験がなかったら叶わなかったと思います。

美輪明宏さんの言葉で大好きなものがあるので紹介します。

どの扉を叩いても開かないような悪い時期は、外へ向かおうとしてもドアが開かない。ではどうすればいいか?「内に向かえ」そういう指令なのです。
内へ向かうというのは「棚卸しの時期だぞ、バーゲンセールの時期ではないぞ」という事。
だから「品を揃えなさい」。美・知識・教養・技術、そういうもの全て、自分の財産を増やしなさい。今はそういう時期。
それで、セールの時期が来ると、あれ?っと思うぐらい、色んなところの突破口が開けていくんです。そういう時期に貯めていたものを全てバァーっと出すと、人生が上手く回り出す。

今はアンバサダーという活動を通じて棚卸し&品を揃えている時期としています。
・自分の好きなこと(嫌いなこと)
・自分の得意なこと(苦手なこと)
・自分が興味があること(興味がないこと)
・自分が働きたいと思える環境(思えない環境)
この辺りを整理しながら、新しい領域へのチャレンジをする&人との出会いを大切にして種をまく毎日。育児と本業とのバランスを意識しています。

これからのキャリア

 クランボルツ教授の計画的偶発性理論は有名ですが、今は自分が興味あることや好きなことをコツコツと温めているイメージです。アンバサダーの活動で整理された自己分析と経験をもとに、ゆくゆく副業にもチャレンジしていきたいなぁと思っています。
理想のイメージは週4はライスワークの本業、週1ライフワークとして副業に挑戦してみたい。副業はできればCS領域で顧客のファン化に関わるようなことをやってみたい(BtoCだったらなおよい!)←そして本業にも活かす!

まだまだなんとなくではありますが、4年前、漠然とモヤモヤ…何をすればいいんだろうと立ち止まっていた私からしたらめちゃくちゃ前に進んでいます!やるじゃん私!(褒め褒め)

育児とキャリアにモヤモヤしている方、「熱狂的に好きなこと」はありますか?その好きから新たなキャリアの一歩を踏み出してみるの、おすすめです。

ではでは、みなさま、また逢う日まで!

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