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短歌七首

今日オンラインで開催した高校時代の文芸部OBOG会の合評によせて詠んだもの。


茂吉の言う虹の断片のうつくしさ感ずる枕経の後の空

祖父とともに過ごした三年の記憶はおぼろを残して持ち去られけり

当たり前が崩れることが当たり前変わる暮らしと変えがたい心

聞き返しまた聞き返し聞き返し「なるほど」と返して笑みを貼り付ける

「先生、これであってる?」の声にこたえて語らうひととき

心中も机上も乱れる後輩に唱えるケセラセラの呪文

生ぬるい夜を割いて歩む家路待ってろ生ハムロックウィスキー


年に一度のOBOG会は、久々に書いてみるかと頑張る目標。創作から遠退きつつある故に言葉は出ないし拙いしですが、書いたものにコメントがもらえるってほんとにありがたいことだー。反省は今後の創作に活かす。

ちなみにヘッダー画像も合評によせた写真です。今年は写真もおっけーとのことだったので。写真、たくさん撮りたいなぁ。

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