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蒸れが半端ない!冬のマスク肌荒れレスキュー

今日も1日頑張ろう!と思えるご機嫌肌づくりを楽しむ こまち です。
明日の肌へつながる豆知識をお伝えします。

'朝メイクバッチリで軽快に通勤。なのに会社に着く頃にはマスク内はムレムレ’
'せっかくの食事会。蒸れからのメイク崩れが怖くてマスクをはずせない’

そんな冬のマスク蒸れに悩まされる方も多いのではないでしょうか?

マスクの中で起こっていること

冬の窓に結露が付くように、気温差でマスク内にも水滴が。
わたしたちがする呼吸によって吐き出された呼気中の水蒸気は、マスク内で蒸れを引き起こし、外気との気温差で結露として現われます。

「マスク内が潤って乾燥予防につながる」と思われるかもしれませんが、マスク内蒸れにより、肌は刺激を受け、頬、口周り、顎周りの肌荒れにつながることも。

●水蒸気にさらされバリア機能低下
肌が水分と触れた時、角層の水分は奪われ肌が不安定な状態になります。
不安定な肌状態に摩擦・飛沫による雑菌などのストレスが加わり、さらに肌荒れリスクが上昇。

●温湿度の急激な変化はジェットコースターのよう
不織布マスクを使ったマスク内の温湿度の変化をみた資生堂の実験では、5分間の間に気温は上昇し、湿度は上下変動を繰り返していました。

資生堂調べ:24℃/47%の温湿度条件下で、マスク内の温度は平均約+7℃、湿度は+29%上昇する(不織布、布、ウレタンマスクなどの着用でN=15の平均値。マスク素材により差はあるがいずれも同様の傾向を確認)

https://corp.shiseido.com/jp/newsimg/3001_x1a03_jp.pdf
不織布マスク
画像引用 https://corp.shiseido.com/jp/newsimg/3001_x1a03_211.jpg

バリア機能が低下している中受けるこのハードな温湿度の変化は、肌にとっては踏んだり蹴ったり。

肌負担を減らす方法は

蒸れた状態を放置せずに、ちょっとしたワンアクションを取り入れてみてください。


●蒸れ対策
⌖ガーゼを挟む
:吸水性・吸湿性・通気性が高いとされるガーゼをマスクとの間に挟む。

●蒸れたら
⌖こまめにふき取る
:ティッシュやタオルなどで擦らずに拭う

⌖クリームやバームを塗りバリア機能を援護
:スティックタイプの保湿美容液、チューブ型のワセリンなど、携帯に便利なアイテムも活用。手元にない場合は、リップクリームを指で溶かして代用するのも可。

⌖マスクを替える
:濡れたマスク、メイク汚れが付いたマスクを付けつづけるのは肌に負担。予備のマスクを携帯しておくとよいですね。

●その他
⌖外せる時はなるべくマスクオフ
⌖帰宅後すぐ洗顔・保湿


※不織布着用を想定しています。

赤み痒みが続くようなら、皮膚科受診も検討してみてくださいね。


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