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Unity 2D超入門講座の紹介

2Dゲームっていいですよね。マリオ、ゼルダ、ドラクエ、FFなど、子どもの頃に遊んだ2Dゲームは、思い出すととても懐かしい気持ちになります。2Dゲームのドット絵で作られた世界はとても味があって、シンプルにゲームの楽しさを味わうことができます。

今回、そんな2Dゲームを自分でも作ってみたいと思い、「楽しく学ぶ Unity 2D超入門講座」を読んで勉強しました。

この本の著者は森 巧尚さんという方で、約40年、ゲーム作りを続けているそうです。この本では、Unityというゲーム開発ソフトウェア(趣味で使う分には無料です)を使って、2Dゲームの作り方を学ぶことができます。章立ては以下のようになっていて、Unityの基本的な使い方から始まり、キャラクターの動かし方、衝突判定、重力の適用など、2Dゲームに必要な要素を学ぶことができます。

Chapter1 Unityって何?
Unityの基本解説と、インストールをします。
Chapter2 体験してみよう
まずは、プロジェクトを作って、基本的な使い方を理解しましょう。
Chapter3 スクリプトで動かそう
「絵を移動させたいとき」は、「ずっと、絵の位置を変え続ける」というスクリプトで実現できます。
Chapter4 キー入力と衝突判定
「キーで移動させたいとき」は、「ずっと、キー入力を調べ続ける」というスクリプトで実現できます。
Chapter5 マウスでタッチしたものを調べる
「マウスのタッチで何か処理を行いたいとき」は、「マウスのタッチがものに衝突したとき、何かの処理を行う」というスクリプトで実現できます。
Chapter6 アニメーション
「パラパラマンガで動くキャラを作りたいとき」を解説します。
Chapter7 シーンを切り替える
「メインのゲーム画面の他に、タイトル画面や、ゲームオーバー画面を作りたいとき」のやり方を解説します。
Chapter8 プレハブでたくさん作る
「同じしくみのキャラをたくさん登場させたいとき」はどうしたらよいでしょう?
Chapter9 重力を使う
「横から見た2Dゲーム」を作ります。
Chapter10 UI テキストでカウンター
「ゲーム中に文字を表示させたいとき」の方法を解説します。

この本の特徴は、単に2Dゲームを作るだけでなく、「自分で考えて作る方法」に注目して解説しているところです。『最初にゲームに必要な部分を書き出して、次にそれぞれは「いつ、何をするものなのか?」という役割を考えていく』という方法で解説しています。この方法にならえば、自分で思いついたゲームのアイデアでも、一つ一つの要素に分解して作っていくことができるようになるはずです。

こちらが本の最後で作るサンプルゲーム「お寿司アクションゲーム」です。このサンプルゲームを応用すれば、マリオのような横スクロールの2Dゲームは自分で作れるようになると思います。

説明がとても丁寧で分かりやすい本ですので、興味があったらぜひお手にとってみてください。

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