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町医者松嶋大が看護師から嫌われる、これだけの理由。 #1

こんにちは、嫌われ者です!

今回は、看護師さんにも嫌われる町医者松嶋大について、考察してみます。


真っ先に思い出される言葉が、「そこまでやる必要ありますか?」という看護師さんの言葉。最初に言われたのが、かれこれ10年以上前のこと。要するに、「松嶋、あんたやりすぎだよ」という意味です。


悪口はほぼ無視できるのですが、このフレーズは案外心に響きます。


さて最初。


片道1時間近くの山の中での在宅医療。

・患者さんが緊急受診が必要なため(往診で対処できない)、そのまま車に乗っけて連れてきてくれませんか?

・一人じゃお風呂に入れないのでいれてくれませんか?

・患者さんのことが心配なので1日2,3回行ってくれませんか?


確か「この程度」だったと思うのですが、私にとっての「この程度」は、普通に考えれば越権行為だったり、やりすぎだったりするわけです。


ほどなく訪問看護が撤退されました。あの言葉とともに・・・

要するに、私がやりすぎなんです。空気も読んでないし。


少し言い訳をさせてもらえますか。

・この方の家、携帯電波も通じず、救急車もやはり片道1時間ちかくかかるんです。だったらすでに現場にいる看護師さんが乗せてきてくれたらいいんじゃないかと思ったんです。もちろん難しいとは承知も、患者も家族も同意してたので。

・お風呂は絶対に自分では入れなかったのでヘルプが必要でした。いくらケアプランにないとはいえ。

・患者さんは末期がんだったので、1日複数回必要だと思いました。


でも無理なものは無理なんですよ。

私の態度も悪い。無茶振りじゃなく、丁寧に提案のような形で言っていれば、もう少し違った結果になったかもしれませんし・・・。


そんなこともあって、私の依頼を受けてくれる訪問看護事業所は1箇所しかありません。

いや待ってくださいよ。1箇所あること自体が奇跡ですね!


嫌われネタは次回にも続きます。。

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