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まちかどデジ活 3年目スタート

2021年3月6日に発足した 任意団体まちかどデジ活 2023年はステップアップの年とするべく頑張りますぞー。新年の決意、読んでくださいまし。

1.軽い振り返りと簡単なサマリー


 「まちかどデジ活」の始まりは、2020年秋 代表Nが コロナ禍でワクチン予約をネットでできなくて電話がつながらないと困っている高齢者をたくさん見かけて、なんとかしなきゃと思ったこと。Nは 会社員となのだけど、Nの会社はとても良い会社で「新規事業を立案し実行できる人になろう!」とか「社会課題を解決できる人になろう!」というような研修を多数実施してくれていたりするので、Nは 「その機運に乗るぞ!」と思って 同じ研修に参加して同じビジョンをもってそうな方などと仲間になって 任意団体を発足させた、とい うわけです。

 2021年度は 世田谷トラストまちづくりファンドのはじめの1歩部門の助成で活動し 2022年度は メンバーが各々の地域で活動し、デジタルデバイドのある方(高齢者など)にスマホを教えるノウハウをオンラインで共有しあう、という感じで活動しました。
 代表Nは 地区の社会福祉協議会と連携、Fさんは町内会と連携、Iさんは自治体やケアマネ協議会と連携、そんな感じでしたね。IさんとNが自治体主催のケアマネさんたちの集まりの中で2人で講師するということもやらせていただきました。

 メンバーのFさんは2022年に次項に記載する通りの町内会DXを見事成し遂げていて、さらに2023年の町内会ビジョンもいろいろと描いておられた。
(そして、そのビジョンを成し遂げるためには町内会費だけでは足りないかもしれないとご心配もされていた。)

この話をお聞きして、代表Nは 団体としてのビジョンがワクワク出てきました。

2023年は Fさんを支援し、Fさんの町内会ビジョン実現させる
=>そのノウハウを代表Nの町内会にも適用
=>日本全国のDXを必要とする町内会を支援(町内会DXのコンサル集団)

そういうわけで 2023年は まちかどデジ活ステップアップの年とするべく頑張りますぞーとなったわけです。

2.Fさんの町内会でのご活躍

 当団体メンバー Fさんは 2022年に 町内会副会長として、町内会DXを阻む壁に負けずに邁進されました。コレね、すごいからちょっとここに書かせてください。ご本人は、「いや、そんな、たいしたことじゃ・・」というかもしれないけどね、会社員の仕事が多忙な中、地域の小学生スポーツの牽引役もやってて、町内会役員やって町内の多世代のために何かやろうってなかなかできることじゃない。

<Fさんの言葉を借りつつ活動を紹介>

2022年は 町内会の副会長を拝命し、デジタル導入を担当。
町内会館に町内会名義で光回線を引き込み、WiFiが使えるように環境整備をした。光回線の引き込みやプロバイダー選択の過程で、町内会が「認可地縁団体」であるがゆえの様々な面倒くさい事象にぶつかる。結局ビッグローブを利用した。
ホームページも作って、回覧板も電子化。
町内会の会議にもMicrosoftTeamsというオンライン会議ツールを導入
役員同志の連絡はLINEのオープンチャットをクローズで活用。
防犯カメラも設置。電気工事士免許を持っていることを活かして 壁の穴あけなどは自分でDIY。
2023年は 年代問わず町内会館に集まれるようにして、SwitchSportsのゴルフコンペを実施したい。自分の子供含めて 地域の小学生みんなが楽しめるeスポーツ大会も開催してみたい。
運転免許返納された諸先輩方が 運転が恋しい気持ちになったときに楽しめるように GRAN TURISMOのドライブシュミレーションもできるようにしたい。
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いやはや、Fさんが副会長やっているおかげで、超素敵な イケてる町内会になっていますよね。。

話が ちょっと横道にそれるのですが、比較のため代表Nの住む地域の町内会の様子もご紹介。Fさんの活動を支援したのち、その効果を波及させたいなあ。

<代表Nの住む町の町内会の様子>

ずっと同じ人が役員やっている。(何十年も・・のレベルで。。)
※新しい人が入らないというのが役員さんたちの言い分ですが・・いや・・入りにくいんだ!っていうのが代表Nの言い分。。
町内会館はやはりちゃんとあって、2階にお神輿が保管されていて、1階が集会所になっている。
私が子供のころは集会所で小学生のためのお習字教室やお絵描き教室が開催されていたのに、今はそういうことをやろうという役員の方がおらず、高齢役員の駄弁り場になっている。役員以外の人は町内会費払っていても町会長がウンと言わなければ集会所は使えない。
Nは自分の子供が小学生のころ、公立小学校の学童保育が満杯であるのを見かねて、町内会長さんに「先生を外部からよんできて町内会館で何かやりませんか?」と話しを持ち掛けたが、Nが毎日出勤の会社員だったため、「自分でやるのではなく、外部の人をよぶなんて、そんなことはできない」とあっさり却下。
もちろん、通信環境なんてない。高齢者が駄弁るときに使う茶器セットの常備はあるけど。

いやはや、2023年はFさんの町内会をお手伝いしつつ、代表Nの町内会はどこから手をつけたものやら考えてみたいです。

3.町内会とは 認可地縁団体なのだという話

Fさんは 町内会館に光回線とWifiを整備するにあたり、貴重な経験をされています。私も全然知らなかったのだけど、町内会というのは 認可地縁団体というものだそうです。

認可地縁団体とは・・総務省のページより
https://www.soumu.go.jp/main_content/000307324.pdf

通信回線のようなものを契約するにはふつうの人は印鑑証明が必要なのだけど認可地縁団体の場合 印鑑証明=法務局発行の証明書 とのことで、これの取得が結構大変だったとか。(一度契約しに行ったのにこの書類じゃダメだと言われてがっかり・・みたいな経験も。)

このへんの話、とても貴重なノウハウではないかと思うのです。

町内会やPTAが 通信回線を持ったりクラウドサービスの契約をしたいと思うことはこれからの時代たくさんあると思うので、やろうと思った人が困らないように、まちかどデジ活が ノウハウを蓄積してどんどん発信していきたいものです。

4.2023年の活動予定

2023年は 公益社団法人大和証券福祉財団より助成をいただけることとなりました。2022年秋にFさんの活動をきっかけに思い描いたビジョンを申請書に書き、代表Nの地域の社会福祉協議会からもご推薦状をいただけて、無事採択となりました。
https://www.daiwa-grp.jp/dsf/results/29_02.html

いただいた助成での実施内容はただいまFさんとご一緒に詳細計画たてているところですが、今後ともどうぞまちかどデジ活にご期待ください。あなたの町の町内会やPTAをお手伝いできるコンサル集団に向けて2023年は飛躍します!どうぞよろしくお願いします。


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