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ジャックジャンヌをおすすめさせてほしい訳【鉄は熱いうちに打つ】

ジャックジャンヌとは

ジャックジャンヌとは
 2021年3月18日に、石田スイ完全新作として発売された任天堂Switchゲームソフト、『JACKJEANNE(ジャックジャンヌ)』(現在はアプリ版も配信されている)。

 東京喰種において話題を得ていた石田スイ氏完全新作がゲームとして発売されるにあたり、注目を浴びていた同作品。ゲームのほとんどの要素──原作、シナリオ、キャラクターデザイン、シーンCG…まさしく石田スイ氏完全新作と銘打つべき作品である。

キャッチコピーは『少女は少年を演じた。』


 舞台は男性のみで歌劇を行なう「ユニヴェール歌劇学校」。
 主人公は中学3年生、ユニヴェールでの舞台に憧れていたものの性別の壁を前に諦めていた。

その夢をユニヴェール歌劇学校の校長が突如として現れ入学を提案するところで物語は始まる。

女性の主人公は性別を偽り入学。同級生、先輩たちと切磋琢磨しながら描かれる物語である。  

ジャンルは「少年歌劇シミュレーションゲーム」としており、そして恋愛・友情など様々な形で揺れる仄暗く、時に甘く、瑞々しく進んでいくシナリオパートは静かに熱く胸を打つ。

それらを彩る形で「舞踏」「歌唱」「表現」などの授業育成パートから、年に5回ある公演に用意される楽曲のリズムゲームなども用意されいてる。  

 ゲームショップなどでは女性向け恋愛シミュレーションゲームいわゆる『乙女ゲーム』──として括られて扱われるがその実態としては少年ジャンプも慮外千万の「友情努力勝利、その夢への想いが全てをつなぐ──」と言った様相である。

 ゲーム制作にあたる人々がひと所を向いて熱い気持ちと執念と技術という鉱脈が交わってできた奇跡のクォーツのような最高傑作である。



是非是非、手にとって見ていただきたい。

というわけでジャックジャンヌをオススメする理由を語っていくよ

ちなみになぜ発売2年目にしてこの記事を書いているのかというとなんてことはないスイッチライトを購入して、なんとなく買ったジャックジャンヌをクリアして心奪われ、茫然自失としながら今ようやく自我を取り戻したところだからである。
二周年のアニバーサリーグッズ欲しかったなぁ!!!!!!


では行こう!

才能の歯車が集結!

才能の集い!面白くならないわけがない!

 この作品、プレイするたびにストーリーやキャラクター主人公たちへの想いが強くなるのに比例してクリエイターたちへの想いもまた深まっていく。

そう、この素晴らしい作品を作って我々に届けてくれてマジ感謝──。

 母なる大地、海から陸へと足を踏み入れてきた人類の進化、そして便利さと快適を産んできた文明と叡智、水かきから独立した五指へ、スイッチの0.5センチのAボタンを押せる有り難さ、楽しくゲームをプレイできるこの平和それら全てに感謝し始める始末。

 この世に数ある『才能』が広く世に示されたうえで、それらが歯車のように正しく噛み合いその動力が大きな力を生み出していく。こんなにわくわくして楽しいことがあるだろうか。

 そしてその様は、このゲームのテーマである歌劇、舞台という複合芸術のうつくしさと重なってみえてゲームの感動をより大きな物にしていく。

 主軸はやはり石田スイ氏。原作、キャラクターデザイン、イラスト、世界観──まさしく石田Pである。イベントイラストは総数160を超える。あの壮麗なイラストが160…安易に続編くださいとか言えない…続編かDLCかFDください(傲慢で矛盾するオタク)

 そして、シナリオはシナリオライターで小説家の十和田シン氏。そのボリュームは小説20冊分。一般的なテキストアドベンチャーの5倍、エンディングは20通り以上。アツい。

 企画は『うたのプリンス☆さまっ』で知られるブロッコリーだが、

「男子だけで歌劇の舞台を作る男子校に、女性である主人公が性別を隠して入学する設定のゲーム制作の話」

というテーマで石田スイ氏が打診されたところからこの作品は動き始めたようだ。

(ファミ通、十和田シン氏インタビューより)

――本作の依頼が来たときの率直な感想を教えてください。

石田うさんくさいけど、おもしろそうだなと。「ほかの人がやられるなら、自分にやらせてくれ」と思いました。

(ファミ通、石田スイ氏インタビューより)

【世界観】
 石田スイ、十和田シン2人の膨大な世界観の構築と共有からジャックジャンヌの世界は作り上げられ、深められていく。
 漫画や小説とは違う多くの人の関わるゲームという複合的な要素により様々な手が加わる環境の中でブレることなく2人のうちで醸成され、確固として成立したキャラクターたちと世界が主軸にあったことが作品の完成度を押し上げたことは疑いようがない。(実の姉弟という関係値も手伝ったのかもしれなかった。ノベライズ版であとがきで実弟の文字を見た時は腰を抜かした。)

【シナリオ】
 膨大な量のストーリーはしっかりとしかし緩やかに、キャラクター達の深度を徐々に露わにさせていく。そして、歌劇をテーマに置く所以だろうがゲームには地の文がない。

地の文とは文章など会話以外の説明や叙述の部分である。例えば

《ハセクラは改札の前で、彼女を待っていた。握る傘からぽつりぽつりと雨雲から落とされた雨雫の振動が響いて消える。コツコツと響く細いヒールの足音に彼は顔を挙げた。
「おかえり」》

 この場合地の文を抜くと我々へ伝わる情報は「おかえり」のみである。
 しかし舞台であれば、幕開けと同時に踏切や駅のアナウンスが流れる中、暗闇の中ぽつねんと傘を刺して待つ男が立っている。ピンスポットを浴びて佇む彼はどこか淋しげだ。
ヒールの足音がして下手から女優が笑顔で現れる。そして彼は「おかえり」と口を開くのである。

と、このようなイメージになる。

 小説、漫画、アニメ、ドラマ、映画…フォーマットの違いで表現できることには当然ながらそれぞれ可能な領域と不可侵な領域がある。これらで魅せるのが叙述トリックなどであるが、その点ゲームと舞台というのはかなり共通項が多い。親和性が高いと言っても良いだろう。

 背景、BGM、SE、表情…地の文がなくても成立させることができるのである。

(説明をセリフとして違和感なく語らせなければならないのでおそらく地の文なく成立させるのは相当苦労すると予想できるが…膨大なテキスト量の一因はこれだろう)

 しかし、テキストのをいたずらに増やしているわけではない。キャラクターの登場のタイミングや背景の変化、シーンイラストの出し方など総合的に計算しながら作られている。シナリオというか舞台監督である。

話を戻して

全体的なシナリオについてだが、始まりは主人公の入学(実際は入学前、受験から)から最後に行われる最終公演までの一年間が描かれている。

 男子校に女子が入学する…少女マンガも裸足で逃げ出しそうなときめき必至の設定だ。
 しかし、この主人公──立花希佐はときめきを期待する我々に背を向けただひたすら自分の夢を追いかけるのだ。

わかりやすくいうと恋愛脳じゃない主人公なのだ。
故に、乙女ゲームに馴染みのない方にもお勧めしたい。

個人的にはそこがいい。それ故に「少年歌劇シミュレーションゲーム」と名乗っているのだろう。
 ただもちろん、ときめき要素もふんだんにあるので安心して欲しい。心臓がヒュッっとなるシーンもある。ゆりかごから墓場まで福利厚生ばっちりである。

 ユニヴェール歌劇学校は全寮制、各特色に富んだ鉱物の名前を冠した4つのクラスがあって主人公たちが所属するのは「透明」をクラステーマにもつクォーツである。
 ユニヴェールは男性のみで構成される為、女性役も全て男子生徒が担う。男役をはジャック、女役はジャンヌと呼ばれている。(主役になるとジャックエース、アルジャンヌとなる)

 主人公(以下希佐)は子供時代を兄の継希と幼馴染の世長創司郎とごっこ遊びをしながら──演技の楽しさに純粋に魅了され、いつか朝から晩まで演技に身をやつせる環境に憧れを抱く。

 時は過ぎて、兄の継希はユニヴェールの3年生として「ユニヴェールの至宝」と称せられるほどの実力で舞台で歌い、踊っていた。
 それを客席で見ていた希佐はユニヴェールに憧れる。しかし、性別という大きな壁が憧れを憧れに押し留めていた。(さらに希佐の家庭は進学という選択肢を取るのも難しい家庭環境であると予想できる描写がある)

 そんな中、突如ユニヴェールの校長(着物に女性の飾り帯つけた36歳若旦那風の声は子安武人氏です。天才の配役)に声をかけられる「ユニヴェールに入学しないか」と。

 舞台の上に立ち日々を演技を磨くことができるという希佐の夢の世界。女を隠すこと、最終公演で主役を演じることという条件を提示されつつも葛藤しながら希佐は夢を抱き、その門戸をくぐる。

 シナリオは攻略対象キャラクター6名と希佐自身のルート。そしてそれに派生するいくつものエンディング。パラメーターとキャラクターの親密度でエンディングだけでなくそこに至るまでの過程や公演内容も大きく変化していく。

 入学から最終公演までという範囲は変わらない。変わらないからこそ、各ルートの違いが明瞭に現れてくる。そこが面白く、キャラクターとの関係性を深く感じることができる。

 キャラクター達の背景、感情、関係性それらが舞台を作り上げるというゴールの中でぶつかりながら、噛み合いながら進んでいく。
 セリフだけというテキストの特徴ゆえか軽やかながら個性が重なって話の進む様は群像劇の様相を示す。

【音楽】
 ユニヴェールは年に5回、新人公演・夏公演・秋公演・冬公演・最終公演が行われる。その各演目ごとに2~4曲の歌唱曲が用意されている。
 詰まるところゲーム内の、劇中の曲である。
作曲は作曲家でピアニストの小瀬村晶氏が手掛ける。映画、舞台音楽を手掛けるその技術と才能が劇中の公演の本気度を見せつける。作詞は石田スイ氏である。
後述するが各公演には実際の脚本があり、ストーリーでも舞台上の熱量そのまま見ることができる。クリアすると台本のスクリプトも見ることができる。
劇伴も小瀬村氏によるもの、サントラも必聴。

【振り付け】
 シミレーションゲームに振り付け?そう、公演のダンス曲には振り付けがついていて、その振り付けは乃木坂46「シンクロニシティ」などを手掛けた振付師のSeishiro氏が担当。
 しかも、キャラクター達の衣装や役柄個性を反映した振り付けをモーションキャプチャで公演のダンスシーンを彩っている。アツすぎる。

 この作品の大きなテーマである「歌劇」。
その作り込みが本気なのだ。だからこそ舞台に捧げるキャラクターたちの血肉の価値が高まり、より真にその想いの強さを感じることができる。

 5本(+α)の公演は登場人物達の壁としての役割も果たしながら、演目として本当に面白いのだ。

 この世は結構報われないようにできていたりする。いや、不平等だと嘆きたいのではなくてむしろ残酷なほどに平等に降りかかるのだ。だから、正しい方向に正しい量の時間と力をかけないとその報いは、結果として現れない。

 だからこそ、全てが噛み合って推進力となって力が撚り合わさるゲームの完成度は本当に泣きそうになる程素晴らしい。きっとこの作品で舞台を作り上げる主人公たちを見守った後だとその気持ちはより一層強くなるであろう。

操作性
 さすがというべきかブロッコリー作品なので既読スキップ、クイックセーブ・ロード、オート…操作においてストレスを感じることはほぼないのではないだろうか。個人的に回想シーンはもう少し充実していると嬉しいけれど、セーブスロットが50あるのでokです👍見返したいシーンが多すぎる…(アプリ版は100ある)
 ただ育成パートなどは周回をするうちに作業感が出るかもしれない。しかしアプリ版は育成パートをカット&カット!テキスト、ストーリーを楽しむことに集中できる!どこまでもプレイヤーに対して誠実な対応!ジャックジャンヌの作品というより関わるスタッフさんたちのファンです!私は!!!
 個人的には1月からの最終公演の熱量のための足がかり、より展開させるためのバネ、負荷としての育成パートがあることで最終公演への想いが高まります。

 あ…ちなみにアプリ版にはリズムゲーム要素はないので苦手な人も安心してほしい。リズムゲームからMVを見るような形に変化している。スイッチ版のリズムゲームも難易度によってストーリーに影響は出ないので苦手意識のある人はeasyモードでサクッとやってみよう。得意な人は最強ハードモードでやってみよう。私の計算では指が正味20本ほど必要だ。



※アプリ版が今年3月配信された。無料で導入パートまで体験可能だ。可能なのだが…アプリ版がなんとここだけの話『1200円』というとんでもないことが起きている。

 映画などは近年は面白いかわからないものにお金を払うことへのハードルが上がりヒット作しか売れないという事態が起きているという。
 世知辛くもサブスクというぬるま湯につかる我々には身に迫る話だ。お金を使うべきエンタメなのかそのギャンブルのリスクは高まり、人気競走馬にしか注目が集まらない。

 だがしかし!ちょっと気軽にやってみることができるこの値段設定。お値段以上が約束されている。しかも、2時間やそこらで到底クリアできる代物じゃない。
(2023.06.03現在 確認したところアップルストアで4.8、プレイストアで4.9というスコアを叩き出していた とんでもねぇ)

Switch版でもアプリ版でも内容に差はない。プレイしやすい環境を選ぼう。
女性でSwitchでプレイされる予定ならより軽量なliteがおすすめ。片手で持ってても疲れないし手にちょうどいい。

気軽にプレイして、安易に沼にハマってみよう!

ここまで持ち上げるように書いてきたが不満がある。ゲーム攻略後に公式にお金を払うところをもっと用意していて欲しい。
とりあえずノベライズとCDは確保しましたが、グッズとかグッズとか…グッズが無理ならジャックジャンヌ貯金箱とか石田スイ先生ありがとう寄付金とかコンビニに置いといて欲しい。

以下ファミ通のインタビュー記事

以下はキャラクターについて!
大きなネタバレはないものの、予備知識なく100%ゲームで体感したいという方はここで立ち止まり、一刻も早くプレイして沼ってきていただきたい。

個性的なキャラクターたち

 個性的なキャラクターたち、という芸の無い表現でこの作品の素晴らしさを筆舌し切るに足りない語彙力しか持ち合わせていないことが悔しいが、キャラクターたちは一人一人がうつくしくて、可愛いくて、かっこよくて、柔らかくて…なんかもう最高なのである。

そして、舞台で表現する表現者としての苦悩を抱えながら繊細にもがき進んでいく様は苦しくも胸を打ち、応援したくなります。ストーリやキャラクターをなんとなく直感で二文字の熟語で表したりしてみました。

・織巻 寿々(1年生) CV内田 雄馬
 希佐と同じ1年生。技術は荒削りながらも生まれ持った華とその長身と運動神経から将来が期待されている。

一言で言うなら【王道】。明るいキャラクターで舞台に真摯に向き合いながらも、至らなさに歯を食いしばりながら食らいつき乗り越えていく子である。この作品、出てくるキャラクターたちは結構「抱えている」ことが多いので陽としていて安心することができる。もちろん明るい部分だけでは無いけれど、乗り越えていく強さがある。

・世長 創司郎(1年生)CV佐藤 元
 希佐の幼馴染。そして、希佐の秘密を知る数少ない人物でもある。

彼を表現するなら【拘泥】。(私は拘泥ると言うことは健全でないというかポジティブなだけの言葉じゃないと思っています)

落ち着いた性格で、積極的に前に出たりすることは多くなくむしろ前に出されると戸惑いを見せる場面も。しかし、舞台に関する興味と探究の仕方は深いものがある。たまにクラスメイトの鳳くんへのあたりが冷ややかで笑う。

優しく微笑み、幼馴染を応援する。その裡(うち)に大きな大きな気持ちを抱えながら。

白田 美ツ騎(2年生)CV梶原 岳人
 端然とした美しきジャンヌでトレゾール。見た目は可愛い女の子ですが、話が進むとともにその意志の強さと責任感に惚れます。トレゾールとは歌姫のこと、歌唱を得意とし本人もその自負とともに舞台で存在感を表している。
個人的に夏公演の劇中歌Ms.Robinの歌唱はとんでもなく美しいのでぜひ聴いていただきたい。彼の物語を表すなら【聖域】

・高科 更文(3年生)CV近藤 孝行
 クォーツのアルジャンヌ。風雅な佇まいとステージ上の艶然として華やかな個性が目を惹く。そしてそれを自覚してる節があるのが好きです。

 ピアスバチバチ開けて、赤いヘアピンのおにいちゃんですが歴史ある舞踊の家系に生まれをもつ生まれながらの舞台人。舞踏センスを活かしたダンスで3年生の代──76期のエースである。

語尾に「~サ」と古風な言い回しをしたりする。表すなら【鷹揚、煌星】。鷹のような強者です。

・睦実 介(3年生)CV笠間 淳
 クォーツにおけるジャックエース。パートナーである高科を自分という存在で舞台で花を持たせるかを考えている。
多くを語る方ではないが、必要な時に自分の思いを伝える人。表現の仕方が詩的で静かに劇的なところが好きです。他人に与える影響について思案している。
表すなら【献身】。顔が芸術品。

・根地 黒門(3年生)CV岸尾 だいすけ
 演者兼演出兼脚本兼衣裳デザイン兼組長、という盛りすぎな天才にして奇才。いつもハイテンションで周りを巻き込むが、最後にはよい結果をもたらすことが多い。どこまで考えているのか底がしれない。舞台が全て、それゆえに危うさも──。もしジャックジャンヌをプレイするなら彼を最後にプレイすることをオススメします。表すなら【傾倒、貪欲】かな。

主人公
立花希佐(苗字固定名前変更可能)
 乙女ゲームにはあまり多くないCV付きヒロイン。とても素敵だが、もしヒロイン喋るの苦手な方はボイスオフも選択できる。実は私も苦手なタイプだったが、付けてみたらすごく良かった。寺崎さんの演技が素晴らしい。
個人的には公演中だけでもオンにするとかもありかと。
 ユニヴェール歌劇学校に入学する女生徒。見せないが結構苦労してるヒロイン、というかそれを感じさせないところが彼女の怖いところというか、苦労も何かそこにある当たり前のものとして受け入れている。
 というか自分への執着が見られないところがあって、何かに攫われてきえてしまうような儚さをかんじてしまう。
 演技の才能はとても高い。受け入れる器のその深さが相手の演技を引き出し、舞台の完成度を高めていく。
 ジャックジャンヌはあくまで現代設定のゲームだがその下地にはほんのりファンタジー的な香りがたまに出たりする。肝試しパートなどではそれを垣間見れる。
 OPなどからも考察するにおそらく、シャーマンやなど巫女のイメージを持たされていると予想している。その辺りについては考察中。深く探りすぎて公開は未定…。


他のクラスにも魅力的なキャラクターたちが!
クォーツ以外の3クラスは「ロードナイト」「オニキス」「アンバー」である。

ロードナイト
 ロードナイトのテーマは絢爛、華やかさがウリのジャンヌと歌唱のクラス。『女子』がいるクラスである。女子顔負けの可愛い子がいるクラス、しかも1人2人じゃない。
・忍成 司(3年生)CV山下 大輝
 組長にして、アルジャンヌにして、トレゾール(歌姫)。常に笑みを浮かべており、後輩達を見守っている。BOSS…。

・御法川 基絃(2年生)CV鈴木 崚汰
 花園ロードナイトで頑張るジャック。オールラウンダーで面倒見がよい。主人公を気にかけてくれる。

・忍成 稀(一年生)CV草野 太一
 司の弟。可愛いものが好きで、才能はあるものの今いち稽古に対しては本気にならない節があり御法川が手を焼いている。姫である、可愛い。宇城由紀、鳥牧英太という一年生と三人でいつも動いている。可愛い。

 ジャンヌ優勢のクラスにおいてジャックエースとお母さんとお兄ちゃんポジを務めあげる苦労性、胃薬送りたい大賞一位御法川基絲くん。全ルート攻略後彼のスチルを眺めながら「お前を攻略させてくれ…否、幸せにさせてくれ…!」と画面に縋ったのは私である。

オニキスのクラステーマは勝利。ジャックが強い、ダンスに注力するチーム。
肉体性が強く、力強い演目が多い。

・海道 岳信(3年生)CV濱野 大輝
 名前はダケシン。ジャックエース兼組長。巨大企業、海道グループの御曹司である。舞台にかける熱意は強く、すごい目立つ。

・加斎 中(1年生) CV小野 将夢
 将来有望なジャック、明るく気さくで、交友関係も広い。攻略対象の拡充がなされたら確実に名前が入る子。主人公と演技することに強く興味を持っており、アプローチがすごい。

最後はアンバー、テーマは暗躍。個性というか稟性というか…。他のクラスとは一線を画す存在。田中右という存在が祭り上げられている。

・田中右 宙為(2年生)CV神尾 晋一郎
 スペースの位置は間違えていません。タナカミギ チュウイ君です。ジャックエースにして組長。異次元の天才。自分の才能を受け入れ、磨いてくれる器を求めいている。希佐の選び取るルートによって彼のゆく道も多く変わっている。個人的には裏主人公。そしてキャラデザがすごい、存在感の塊、石田スイのキャラクターの異質感が一番出てる。

紙屋 写(1年生)CV村瀬 歩
 読みはカミヤ ウツリ。強烈な天才アルジャンヌ。田中右の崇拝者。田中右に一目置かれている主人公に敵対心を持つ。村瀬歩の絶叫が聞きたいならぜひ。

百無 客人(1年生)CV花江 夏樹
 1年生首席の天才。感情の掴めない笑顔を貼り付けている。美しいかんばせだが、夜中であったら悲鳴を上げてしまうこと必至。

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