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映画「哀れなるものたちPOOR THINGS」の感想

POOR THINGS「哀れなるものたち」を観に行った。ずっと観たいと思っていて下に知り合いが観に行って載せていた文章も書いておきますが、これをみてやっぱり観にいきたいと思ったこと、私のこと、趣味趣向をすごく知ってる人が皆口を揃えて行った方がいいよ!今週で映画館でするの最終週だから行った方がいい!一緒に行ってあげる!私何度でも観れるし!と言ってくれる人がものすごく多くて推され推されてこれは観ないと思い、行ってきた。いやーーほんまにすごい。久しぶりにこんなクリエイティブな映画ある?と思っておったまげた。
体の細胞全部活性化された気分。
本当にまたいきたいって思う映画だった。知り合いの感想↓

先週、「哀れなるものたち」をセルフケアタイムに鑑賞。
ネタバレにならないように書きます。めちゃくちゃ良かった。また観に行きたいほど良かった。
まずエマ・ストーンの演技に脱帽。心の成長が目に見えて、ありえない設定があたかもあり得るかのように感じてしまうほど。共演役者も良かった。マーク・ラファロも良かったし、個人的にはウィリアム・デフォーがめちゃくちゃ不気味なのに愛くるしさもあって、半端なくやばい設定なのになんか愛で溢れてて。
そして全体の映像美。エマの演じるベラの衣装がノンストップで可愛いのと、色彩感覚、工夫を凝らしたカメラワーク(意図的にぼやけてたり、魚眼レンズ越しだったり、変に色鮮やかだったり)が見ていて飽きさせなかった。映画の日に見に行ったから1300円で鑑賞できてしまい、こんなに満たされる映画はないなと思った

全て激しく同意!!!
エマもマークも私は大好きな役者さんなのですが今回で演技の幅の広さにおったまげた
ウィリアアム・デフォー本当に愛おしすぎるのと生きてるものに愛しかないんだろうな・・とそこの愛情深さに涙が出た
ほんまに半端ないやばい設定!このAYAの感想文もすごいしかない・・・こんな簡潔にまとめられところ、ネタバレにならないように書けること、仕事にできるで!って思う。
個人的にベラの寝室のインテリががドツボで。自分にも可愛い要素があるんだと思った。笑
ビクトリアンの頃の壁がすごく素敵で街の絵?CITY SCAPEを刺繍されて綿を詰められた壁がもうめちゃくちゃ観た途端に目がハートになった。
タコの電気とかもすごく素敵だし、セットが半端ない。見るとこいっぱいあり過ぎて10回見ても発見があると思った。そしてセリフが一々最高。日本語での訳をめちゃくちゃ知りたいと思った、これは言葉のセンスがめちゃくちゃいると思う。
ベラが本能のままに生きること、誰のジャッジも受け取らないこと、受けないこと、自分の本質が大事だと思ってるところ。

忘れがちなところをしっかり守っているところもすごく私は惹かれた。
そして狭い世界で生きることは苦しくなること、柔軟性に欠けること
世界を旅しなくても、いろんな人や世界を知ることはすごくすごく大事であることこの映画は全てがメタフォーでいろんな取り方ができて、想像して考えることが大好きな私にはもうたまらない映画だった。
何度も何度も見たい映画。本がベースにできた映画なので早速本も買った。あのセリフが出てくるのかな、それともスクリーンライターが色々変更したのかとかめちゃくちゃ気になる。言いたいことをはっきり言うって残酷だけど滑稽で、それがメインテーマというか、自己愛なんじゃないかなと。
そして人をコントロールすること、自分の物差しで人をジャッジして見ることはどれだけ愚かなことかも感じ取れる。大好きなシーンがいっぱいあって書ききれないけれど
音楽がめちゃくちゃ好き!歪んだピアノっぽい音がどこか懐かしくて寂しくて好き。
ベラの踊るシーンが大好き。お父さんの愛、MAXの本当の愛の形、老婆も最高にかっこいい。本質的なところって誰だってわかっていて素直に生きれるかどうか・・

そして私たちは成長するために生きている。
それが人生の課題なんだと思う。


https://youtu.be/HLHUXpx05uE?si=3fhxCFwRd3NO2-6y

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