ロールモデルという原動力と大きな気づき (後編)2017秋
2017.9.18 Managemateブログ投稿
『30人の親子』『ロールモデル』という目的にひた走った先に、私自身のブラックホールが待ち受けていて。
それは30パターンの親子がコミュニティとして集まっても、誰1人として同じパターンとして同じ道を生きていける人は居ない…という事実でした。
そもそも、
親×子供×仕事=家族の形は星の数
であり、逆を言えばオンリーワンだということ。
ビジネスモデルとしてのロールモデルは必要なのかもしれません。
でもそこには『それぞれの伸びしろ』『私らしく』と言った成長性は感じず、逆に限界を決めている・・・
それはつまり、誰かをロールモデルに立てたとしても、自分自身の人生に照らし合せた時むしろ『比較対象』でも有るのだと。
それが目の前にいる親子たちに見せたいものなのか。
『場所を維持するために』『社会のモデルになること』を目的にしてしまった時に、そこではたらく感情は、外向きの奪われたく無い守りの自分だったのだと。
手段と目的の履違え。よく有ることですが、いざ自分がその中にいると見失ってしまうこと。
あれ、ロールモデルじゃなかった…あれ、私、何を目指したかった?
そんなブラックホールに落ちた時に、ただただ前にいる親子を見て思うのは『あなたらしく居てほしい。自分自身で見つけた自信ほど輝くモノは無いな』というシンプルな答えでした。
自分で決めたと思える選択肢を増やしたい
その為の手段はいくらあっても良いし、ひとつに固執し、奪われたくないという恐れと向き合うエネルギーは私に必要ない。
お好きにどうぞ、一緒にどうぞ、だって信頼してるから。 そんなスタンスから産まれる、
『セレンディピティ』
素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見することこそ、私のコミニティ概念でもある。
と改めて思えたのが、数ヶ月ブラックホールに落ちた私へのギフト。
そうやって落ちたからこそ気づきがあり、次に何をしたらいいかが見えてくる。何より、新たなステージに立てたことを心から感謝して。
奪われたくないのは、最小限、大切な子供たちの未来と、私自身の伸び代という未来なのでした。
こそだてと働くに選択肢を macco
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