感染症に対する考え方〜新型コロナを受けて〜

多くの人に感染症に対する捉え方を考えて欲しいために、できるだけ易しく書いてみました。

2020年、世界的に新型コロナウイルスが大流行しました。
発生要因として、多くの陰謀説が唱えられておりますが、そんなことはどうでもいいと私は思っております。

なぜか ？

ウイルスは自分自身では生存することは出来ず、生きた細胞の中でしか増殖をすることができませんので、野生動物などに感染することで、共存しているのです。

　昨今の経済活動に伴い、森林伐採など野生動物の生息場所が減少しています。つまり、ウイルスの生息場所も無くなってきているのです。ウイルスは生存しないといけないので、違う生息場（＝違う動物）を見つけないといけません。そのため、ウイルスは自身の型を変えることで（＝変異）、ヒトや家畜動物に感染し、生き延びることができるのです。これにより、野生動物では症状を見せなかったのですが、ヒトに対しては猛威を振るうことになるのです。

　今後、経済活動が活発化し続ける限り、今回の新型コロナウイルスのように新興感染症の世界的流行（＝パンデミック）はいつ起きてもおかしくないのです。

　この事実を知った上で、新型コロナウイルスに対する捉え方が変わってくると思います。次回は、今後のワクチン・治療薬開発についてご紹介したいと思います。

その他、書いて欲しい記事等ありましたら、コメントにてお待ちしております！！