[003]はい、次!
試験を久しぶりに受けた。
キンチョーもしたし、なんなら思い描いたような解答があまりできなかったように思う。
口述試験というのは実は初めてで、実際は面接とあまり変わらないような形ではあった。テーマが決められている面接、といった方が正確かもしれない。
こうやって文字に起こしたりするのは得意なほうだ。
しかし、書いたことを言葉で相手に伝えるというのはなかなかに難しい。
言葉で相手に伝える行為はキライではないし、むしろ好きな方である。
ただ、今回に至っては、“事前に文字で伝えたものに沿ってもう一度口述で伝える”というものだった。
だから、試験中は、頭の中に汗をかくほどに脳がフル回転していた。
”書いた言葉がミスリードを起こしていないだろうか”
”イイタイコトのつながり部分を上手く説明できているだろうか”
挙げればキリがなく、準備不足が否めなかった点も非常に悔しいが、後の祭り。結果がどうであれ、潔く受け容れよう。
肌感覚で言えば、7割くらい失敗していた気がするが、ダメなら来年受ければヨシ、良ければそれはそれで更に勉強を重ねなければならない。
何事も重く重く捉えがちな性分、それとの決別も、成し遂げたいテーマの中の片隅にある一つなのだから、「ダメなら次!はい、次!」とライトに考え、いろんなことに日々チャレンジしていこうと思う。
祈っても結果が好転することはない。なにも変わらない。
でも、自分がやったことは裏切らない可能性は低いはずだから、まだまだこの分野へのアタックは続けていこうと思う。
「伝わるだろう」と油断した1月。
面接官である相手が何を訊きたいのか、求めているのか、ちゃんと見極められるようにしておかなくてはならなかった……等、反省の弁(言い訳)はいくらでもでてくるが、言っていても始まらない。
「はい、次!」で、2月を走ってみることにした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?