愛犬から最後の贈り物「愛」をもらった話
初めに断っておくが、愛犬について
書き途中の記事がある。
それを先に投稿しようとしたが納得いかないから、その話はまた今度。
ちょうど1週間前の朝、飼っていた犬が死んだ。
きみがいなくなってしまった朝
子どものように泣いている父と母、そして兄を見た時にきみがこんなにも愛されていたことに改めて気づいた。
家族の1人である、私が欲しいと言い
大切にしたいと思っていたものを
家族全員が大切にしてくれていた。
その事実を噛み締めた瞬間だった。
これが愛なのか
その瞬間は21年間生きてきて、
体験したことのない感情だった。
きみがいなくなった悲しさはもちろんだが
私はそれよりも
きみがこんなにも愛されていたことを実感した嬉しさと、家族を悲しませてしまった申し訳なさ、そして愛を注いでくれた家族への感謝
他にも色んなことを感じていたし
色んなことを考えていたが、正直思い出せない
きみは愛を教えてくれた。
きみからの最後の贈り物だ。
きみを6人目の家族として受け入れてから12年いつしかきみは、家族にとって当たり前の存在で皆から愛されるようになっていた。
きみは12年間かけて私に愛を教えようとしてくれていたのかもしれない。
きみがいなくなった後の1週間はそんなことを考えていた。
そのおかげもあって私は前よりも家族が好きになったし、今この一瞬を大事にして生きていきたいと思った。
ありがとう。
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