マガジンのカバー画像

小説|赤いバトン[改訂版]|全20話&あとがき

21
昭和58年、愛知県某市の中学校。ある一人の女性教諭から始まった不思議な縁(えん)。昭和から平成、そして令和へと、さまざまな世代が感謝の環(わ)でつながり、やがて大団円を迎える。
運営しているクリエイター

#職員室

小説|赤いバトン[改訂版]|第8話 結婚三十五周年(語り:コウサク)

先月、ボクたち夫婦は、めでたく結婚三十五周年を迎えた。語呂あわせで[珊瑚(さんご)婚式]…

4

小説|赤いバトン[改訂版]|第9話 一学期(語り:クミコ)

コウサク先生は帰宅するなり、 「クミコ先生! バトンがつながっているよ!」と珍しく興奮して…

2

小説|赤いバトン[改訂版]|第10話 馴れ初め(語り:クミコ)

副顧問として担当し始めた女子体操部の練習のあと、ジャージ姿のまま美術室に行くと、約束した…

2