タイミング


読んだ本や 観た映画

聴いた音楽が

心に深く刺さったのは

そのモノに触れたタイミングが

ベストだったのかも知れない

例えば、

失恋がテーマの作品に

彼女とラブラブと時に触れるのと

まさに今、失恋したばかり

と言うタイミングで触れるのとでは

受け止め方が違ってくる

それは

作品に限った事ではなく

人も

その人と、いつ出逢うのかで

関係性が変わってくる

自分がドン底に落ちている
時に

ハッピーオーラを纏い
光り輝いている人と会うと

眩し過ぎて
直視できなかったりもする…

以前、読んだ

重松清さんの

【流星ワゴン】と言う小説が

モノ凄く胸に刺さった

何であんなに刺さったのか?

それは、作品のストーリーが
素晴らしかったのは勿論だが

その本を手にした時の年齢が

物語の主人公の男性と
重なっていたからだと思う

もしも、20代で
この本を読んでいたら

楽しく読書してたと思うが

そこまで刺さらなかったと思う

人に目を向けてみても

過去に分かり合えなかった人達とも

出逢うタイミングが
違っていたなら

分かり合えたのかなぁ…

なんて思ったりもする

出逢いのタイミングは

自分では決められない

その中で

ベストなタイミングで
出逢えた

人やモノには

感謝せずには

いられない…

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