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南大東から北大東へ飛べなくなる日

南回り、南先行。
那覇から南大東を経由して北大東に到着する飛行機のことである。
沖縄本島の東方に位置する南大東島と北大東島は「兄弟島」と呼ばれている。

南大東ー北大東間の飛行機時間は約7分。
離陸したと思えば、着陸体制に入る日本一短い航空路線である。

バラエティ番組などで年に一度は紹介されているので、聞いたことあると思った方もおられるだろう。

私は番組のロケでこの日本最短路線に乗りに来た峯岸みなみさんを見かけたことがある。(蛇足)

北大東へ行く時、飛行機が南大東経由便だった場合は南大東で一旦降りなくてはならない。
南大東で那覇に向かう人と荷物を乗せるからだ。
目的地が目と鼻の先にあるのに飛行機を降りる。
地味に面倒な話だが、狭い飛行機の中でじっと待つのも微妙だ。

考えようによっては南大東限定の土産を買うチャンスでもある。絵はがきとTシャツは確実に南大東限定品なので必ずチェック!
その他の物は、何だかんだで那覇や銀座わしたショップでも買える。

北大東土産はレア物揃いなので、買おうか迷ったものは必ず買っておくことをオススメする。

本題を語るまでに300字余り綴ってしまった。
面目ない。

今夏、南大東ー北大東路線が廃止される

本日、最もお伝えしたいことがこれ。
日本一短い航空路線が7月いっぱいで廃止されるのだ。
夏休みに“日本一短い航空路線体験”を予定している方は7/31までに実行へ。
ラストチャンス中、今すぐご予約を!

8月から南大東ー北大東間の行き来が非常に難しくなることを意味している。
航空便が廃止された後はフェリーに頼ることになる。週一便しかなく、欠航することも多い。

近くて遠い島。南大東と北大東の距離は10km程。
織姫と彦星ほどではないが、この夏兄弟島は目の前にある遠い島となる。

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