ご機嫌英語学習ー本日のお題はイリオモテヤマネコ
なかなか毎日というわけにはいかないが、このご機嫌テキストで英語を勉強している。
英文はそこまで難しくはなく、辞書を引かなくても、なんとなく意味をとらえることができる。
魅力はなんと言っても表紙から裏表紙まで一切合切が「OKINAWA」に終始していること。
この「ぜーーんぶ、沖縄」が最大の魅力。
まずは音読して大体の意味を捉える。
次に調べておいた方がいいと感じた単語があれば、辞書を引く。
そして、今度は英文を見ながら日本語訳を声に出していく。
この時は、主語・述語・修飾語など日本語としてきれいに並んでなくてもいいので、読んだままを訳す。
英語の順序を身体で覚えるためだ。
最後にもう一度音読する。
簡単なミニテストがのっているのでチャレンジする。
大体全問正解だ。気分がいい。
今日もご機嫌に英語学習ができた。
このご時世なのに、なぜアナログに辞書を引くかというと、ついでに引いた単語の周辺に書いてあることも眺めることができるからだ。
寄り道学習とでもいおうか。
このなんとなくが、社会人に許される非効率的な楽しみで面白い。
いいんですか、これ?というような例文に出会ったり、一つの単語に「何でそんな???」というようなかけ離れた意味を見つけてツッコミを入れてみたりしている。
寄り道、道草英語学習だ。
本日のご機嫌テキストの内容はイリオモテヤマネコについてだった。
イリオモテヤマネコは英語でIriomote Lynxという。西表島へ行かない限り役立ちそうもないが、へーと思いながら読み進める。
しっぽが太くて足が短いらしい。
大東島の固有種である大東犬も足が短い。
固有種は足が短いのだろうか?と思いながらも、あえて深堀りはしない。
やりたいことだけをやる。
これも地味に続く秘訣と思っている。
社会人の気まぐれ非効率的英語学習だからこそ、許されるズボラを満喫するのだ。
イリオモテヤマネコは、交通事故に巻き込まれることが増加し、数が減少しているようだ。
沖縄本島北部の固有種、ヤンバルクイナも同じ理由で数が減ってきている。
道路脇の側溝にいるミミズを食べるためにヤンバルクイナが車道に出てきて、事故に遭うケースが増えているそうだ。
イリオモテヤマネコは夜行性なので、暗い車道で事故に遭ってしまうのだろう。
固有種だから、貴重だから、ではなく野生動物が事故の被害に遭うことに胸が痛んだ。
今日の英語学習は切なさを感じるひとときだった。
数多ある英語テキストの中で、沖縄に特化したこの一冊は最高に優秀だ。
関心がある内容を英語で学べることがありがたい。
私はこの一冊だからこそ、楽しく意欲をなくさずに学習し続けることができている。