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イモトアヤコだったんだ! マカピーの日々 ♯1484

マカピーです。
ハナさんがプチ変身しようとしたんです!

ハナさんの異母姉妹のひとりカニナがその従妹と突然やって来たのは昨夕でした。

ハナさんのお父さん(数年前に亡くなってます)は女性が好きだったようで5人も奥さんがいました。

ムスリムにしても5人は多いような気がします(通常は4人までと言われています)

ですから、ハナさんには兄弟が三十人以上いるのでした!

スゴイですね! (既に二人ほど亡くなっていますけど)

ハナさんに尋ねてみると彼女のお母さんが一番目の奥さん(お父さんより前に死亡)でしたが、中国人の血が半分入った方だったのでハナさんはどこに行っても「中国人」と言われます。

ハマナスレストランにいると「この店はムスリム料理を出すのか?ハラルなのか?」と尋ねられるのはハナさんとマカピーがいると完全に中国系のお店に見えるわけです。


甘い花の蜜を吸いにやって来たミツバチ

マカピーもムスリムの帽子(ソンコ)をかぶったりしたのですが、暑苦しくて止めてしまいました。

ハナさんも半島マレーシアで病院勤務していた頃はトドン(ヘシャブ)を被っていてムスリマだったのですが、大病して手術をした後は「私はムスリムだけど、マスジッドでのお祈りするとき以外はトドンは被らない」と決めたとの事です。

マカピーが最初にハナさんに会った時は、彼女はフィリピンから戻って来たばかりでカーリーヘアでした!

カニナは二番目のバジャウ系の奥さんの長女でハナさんに一番親い姉妹の一人ですが、ハナさんが中国人に間違われるたびに「だから私達みたいにトドンを被ればいいのよ!」といさめるのでした。

現在のハナさんの頭髪は直毛に戻していますが、昨日ビサヤの友達から「眉染?」を勧められて行ってきたんです。

それまで、「髪の毛も枝毛が増えたのでサロンに行きたいわ。たけどまずは薄くなった眉毛を何とかしなくちゃ」という事でした。

最近は近所のジャッキーがらみでビサヤン(ビサヤ系フィリピングループ)の仲間が増えて、彼らが友達と一緒にマカピーのレストランに来てくれたりプロモーションしてくれるので助かっています。

そんな事もあり、今度はその仲間の一人がやっている眉整形というか刺青のような事をすることになったんです。

何でも、医療行為に近い処置なのでちゃんとコースを修了したというビサヤ女性のところへ行くと、家の中には2歳の赤ん坊が枠の中にいてスマホで音楽番組を流しながらハナさんの眉処理をするのでした。

ヘアキャップに眉の周囲をラップされたハナさんは「2時間くらいかかるから終わったら呼ぶからお店に戻っていて」というのでした。

電話がありハナさんを迎えに行くと出て来たハナさんに、マカピーは笑いそうになりました。


次の増水があると怖そうな家ですね!

「イモトヤコ」さんそっくりなんです。

眉毛が処置されて黒くキッチリクッキリなるとまさしく「イモトアヤコ」風になるものだとつくづく思いました。

そうか、ハナさんに初めて会った時にどこかで見たことがあると思ったのはこの事だったんだと今さらながらに分かったのです。

手術をした後でガラガラ声になったというハナさんですが、それさえもイモトさんに似ているような気がしてきました!

店に戻ると息子のアジズが「クレヨンしんちゃんだ!」と笑いました!

確かに、そっちにも似ているかなあ(笑)

そこに例の如く何の前触れもなしに、カニナ姉がその従妹(もと教師)と現れたのですが、さすがに女性同士ですねカニナといえども美容努力に対して決してお笑いにするようなことを言いませんでした。

いや、何かは言ったかと思うのですが決してけなさない大人の対応があったようです。

イモトアヤコさんと言ってもハナさん達には分からないので、スマホで日テレ番組「世界の果てまでイッテQ」のセーラー服姿のイモトさんを見せたのです。

カニナたちも喜んで「似ている似ている!」と笑っていたのです。

が、ハナさんは違いました。

「・・・・」

あれ、ハナさんが怒っているようです。

デリカシーのない男のマカピーやアジズの発言に気を悪くしたのでしょうね。


こちらの人気あるレストラン「DOZO」左側の写真はメロンパンです!

「ごめんごめん。この眉毛はメーキャップなんだよ。それにすっぴんのイモトアヤコはとっても美人なんだから!ホラ」

と別の写真を見せるとやっと笑ってくれましたが、どうやら処置された眉毛のハッキリクッキリが落ち着くまで1週間ほどかかるという事でした。

いやー、女性って大変だなあ!

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。けっして女性をけなしてはいけません!



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