CBBBは自然学習の入口 マカピーの日々 #1082
マカピーです。
CBBBって草笛の一種なんです!(笑)
マカピーは子供の頃、春先になると父親に教わった『CBBB』をやってみるのが楽しみでした。
CBBBはマカピーが勝手につけた名前ですが、その草笛を吹くと「シ、ビ、ビ、ビー」と聞こえるからです。
何のことかと言うと、春先に咲く野草に『カラスノエンドウ』というのがありますよね。
マカピーは食べたことありませんけど、若いのは食べられるそうですね(笑)
この花が散ると細長い豆のサヤが成長します。
そのまま放置すればサヤは熟してはぜて中身の黒く真ん丸の種を弾き飛ばします。
草笛には熟しきらないサヤで、弾力が残っているものを使うんです。
実の大きくない平たいサヤのものは使えませんが、自分で試してみると次第にどの程度のサヤが良いものか分かってきます。
サヤは腹側から割き、未熟の種を取り除くとからの筒状のものが出来ますがヘタ側をちぎり取ります。
すると先のとがったサヤが残りますから、それを尖った方を奥にして口に含み舌の上に乗せます。
そうです、CBBBは唇に挟んで吹くのではないんです。
口を閉じて舌で調節しながら息をサヤに送り込む際に尖った先がちょうど声門のような働きをするんです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A3%B0%E9%96%80
閉じた前歯の隙間から音を出す際に、ス、ス・・・と助走が必要になります。上手くその後で空気が流れると「ビー」と音に変わります。
これで、シ、ビ、ビ、ビーと音が出る事からマカピーが「CBBB」と名付けたんです、おわかりでしょうか?
音出しに慣れてきたら、舌でサヤを微妙に圧迫すると音色が変わり面白い事になります。
しかも案外音が大きいので、近くでドナルドダックが騒いでいるようなことになるんです。
きっと皆さんがお子さんにこれを披露するとバカ受けしますよ!
まるでしゃべるように草笛を鳴らすことができれば、子供たちも早速やってみたくなることでしょう。
もっとも、多少時間がかかるのは、自分自身で調整して幾度も試して可能になるからです。
あ、それから注意が必要なのはCBBBのサヤをのどに詰まらせないように気を付けてください。
危険? うーん、そうかな?
自分で、自然のものを使い、その加減を探りながら遊ぶには多少の痛みはいつも付きまといます。
虫や蜂に刺されたり、イバラで引っかき傷をつくったり、ウルシのような植物にかぶれたり、サボテンの見えないトゲに泣いたり・・・と、小さなヤブに入っただけで「自然との闘い」が始まるんですから!
それでも子どもの頃にちゃんと野原で遊ぶ事って、将来とっても大切な事だってマカピーは思うんです。
それは、幼い頃から危険に対する防備が取れるようになる。
それから危険な動植物なのか見当がつくようになるってこと。
自然と闘う姿勢では上手くやって行けない事が分かり、謙虚に付き合う気持ちが生まれる事でしょう。
そう、草笛をきっかけに『将来のナチュラリスト』が生まれるかもね!
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。興味があればやらせてみよう!
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