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夜でも「ヒル」とは!マカピーの日々 #1121

マカピーです。
日光霧降高原での夜の林にヤツはいました!

標高約1000メートルの霧降高原にあるホテルは、経営母体が「かんぽの宿」から「大江戸温泉」に変わっても利用しているところでした。

ホテル予約時にマカピー妻がアクティビティも追加していました。

一つは「星空観察ツアー」そして「ネイチャーウオーク」の二つでどちらも無料参加できるんです。

で、当然のことながら星空観察は夜で、その晩は雲が多く「月が時々見える」コンディションながら8人が参加しました。

ガイドの中年男性がリードして敷地内の谷を渡った先にあるプール施設の前の駐車場が観察地点でした。(施設の電灯が消えている)

ここから遠くふもとに今市(いまいち)市の街灯が見えます。

雲の間に時々星がチラリと見える程度でしたが、その夜は国際宇宙ステーション(ISS)が午後8時半ころ頭上を通過するというので期待したのです。

マカピー:「あ、ほらあそこ!光が動いている!」
ガイド:「違いますね。あれは、飛行機です・・・ほらジェット機の爆音が聞こえるでしょう・・・」


ひとりこんな写真を撮っていたからヒルにやられたのかしら?

皆さんがせっかく夜中にここまで来てるんだから、もう少し面白い返答が出来ないもんでしょうかね?

マカピー:「こんなに雲が多くっちゃ、星座もISSも見えないかなあ?」
ガイド:「おそらく、無理でしょうね・・・」
マカピー妻:「心がきれいな人なら見えるわよ、きっと!」

背後で数人が笑ってました。
こっちに座布団一枚!

マカピー妻:「どうして、天体望遠鏡で覗くツアーをやめちゃったんですか?付属の天文台がありましたよね」
ガイド:「そうですか、あの天体望遠鏡を経験されているんですね。実はあのドーム施設は25年以上経過し使えません。相当の維持費がかかるんで改修を諦めたんです。それに今の小型の天体望遠鏡の性能と同じくらいなんですよ。もしやるとしてもそれを持ち込んで適当な場所へ移動して観測するのが良いでしょうね!」

その後も、たまに顔を見せる月に手渡された双眼鏡で覗く程度なので、参加した老夫婦が「そろそろ帰りたい」と言い出したのを皮切りに「じゃあ、帰りましょうか!」と来た道を引き返すことになりました。


ちょっと怖い森の深さ

こちらは92歳の義母を連れているので遅れ気味なのですが、ガイドさんはさっさと先に行ってしまい周囲の木々の説明などもするのでした。

マカピー妻:「そういえば以前この辺りにもサルとかシカが出没しました。こんな夜にアブナイ野生動物はいるんですか?」
ガイド「クマのように人を襲うような動物はいませんから大丈夫です」
マカピー:「ところで、この山にもヒルがいるんですか?」

すると、ガイドさんはこの「ヒル」の二文字に反応したのです!

ガイド:「フフフ。そうなんです、実はいるんですよ!」

あれ、彼に何か憑依したの? 今までの「なげやり態度」と一変です。

ガイド:「ここのヤマビルは鉛筆の芯よりも細く、人や動物の吐く息の二酸化炭素に反応して、靴にとりついてシャクトリムシのように移動し血の吸える皮膚を探すんですよ!(うれしそう)」

女性から軽い悲鳴が上がります!
いよいよガイドさんの解説は怪談語りのようになってきました。

マカピー:「この遊歩道にもいますか?」
ガイド:「舗装道路には少ないですが、土の方にはいますよ。ちなみにヒルに吸われても皆さんおそらく何も感じないでしょう。彼らはお腹がいっぱいになると自分で落ちるのですがその前に発見して、あわてて引っ張っても皮膚に喰いついてなかなか取れません」
マカピー:「じつはボクも以前ヒルにやられたことがあるのですが、喰われた後しばらく血が止まらなかってんです。更に2週間くらいその跡が痒くてそこを掻いてしまうとまた血が出てしまい困りました」

ガイド:「そーうなんです。ヒルは皮膚に喰いつくと血液をサラサラにするヒルジンという血液凝固させない物質を注入して、血を吸い取る吸血鬼なんです!」

「まあ、怖ーい」と背後で中年女性の声

マカピー妻:「ヒルの攻撃はパンストとかで防げるって聞きましたけど?」
ガイド:「ダメですね!その上から血を吸います!」
(え、本当かな?)

ガイド:「この辺りのヤマビルは小さいですが、私が喰われた丹沢(神奈川県)のヤマビルはデカかったですよ。背中でこんなにデッカクなってもう二度とあそこに行きたくなくなりました!」

と指で大きさを教えてくれたのですが、懐中電灯が照らすその表情がなんだか不気味に感じられ、背後の黒々とした森が急に怖くなるのでした。

星空ツアーじゃなくて「度胸試し」かーい!?

え、そっちに持って行ったマカピーが悪いって?


サッサとホテルに入ろう!

部屋に戻って、家から持ってきた麻雀牌で家庭麻雀をする段になって
マカピーの右足の甲に痒みがありました。

見ると座っていた座布団に血が付いているじゃないですか!

マカピー:「あーやられた、ヤマビルだ」
マカピー妻:「やだ!アナタの血で周りを汚さないでよ!」
マカピー:「こっちだって、好きで汚してないよ!拭いても血が止まらないんだ」

早速、フロントへ行き消毒と救急絆創膏を貼り付けたのですが直ぐにその脇から血が出て来てしまう程でした。

さすがにもう一度風呂に行くころには止血できましたが、なんでマカピーだけ吸われるの?


可愛い花が咲いてましたが、説明なし!(笑)

翌日のネイチャーウオークでは昨夜と同じガイドさんが説明してくれたんです。

マカピー:「あ、昨夜の星空ツアーでヒルにやられました!」
ガイド:「そうですか!(ニコニコしてる)そこで、このスプレーを持ってきました!喰われたらこれをスプレーすると簡単に皮膚から離れます!」
マカピー:「じゃあ、喰われる前にそれを足元にスプレーしてくれませんか?」
ガイド:「忌避効果はありませんから、出来ません!」

フンだ!

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。昼のウォークでヒルは無し!




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