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廃棄か再利用か? マカピーの日々 #1091

マカピーです。
改めて「それってどうだろう」て思う事がありました。

最寄りの市立図書館が古い書籍を無料で開放するというのでマカピー妻と一緒に行ってきました。

定時の午前9時の開場に行く整理券が配られていて、マカピー達は22と23番札でした。

実はマカピーにとってこのようなイベントは3度目でしたが、整理券が出たのは今回が初めてでした。

おそらく市立図書館では別の行事もあったので、いつもの入口前の屋根付きの広場での開催ではなく、特別車両用の車庫が今回の会場だったので混雑回避のための整理券を使ったのかも知れません。

ところが、定時になるとロープが外され係が整理券を確認しながら「どうぞ中に」と案内すると、当然のように各自が突進してゆくので、もはや無言ながら「カオス」状態でした。

誰も使わない公園の様子

その中で気になったのは、幾人かはどう見ても「転売目的」のセミプロ的な方だったのです。

そしてその一人はめぼしいものをさっさと大きなトートバッグ4つも入れて車に積んで立ち去りました。

会場の壁には「転売禁止」と書いてありましたが、マカピーもインターネットで中古本を買い求めると以前は図書館の蔵書だったものが消印されて出品されていたこともあるくらいですからね。

彼らはこうした無料バザー的なイベントを細かく情報入手して「せどり」的な活動をして稼いでいるのかも知れません。

もちろんそれは楽な仕事ではないと思います。

だって、そのためには売れ筋がなんであるのか情報収集しておく必要もありますし、買い時チャンスを確保するために朝早くから出かけている必要があります。

ましてや、この日など雨模様で書物を扱うにはお勧めできない天気で気合を入れて戦いに臨んだのかも知れません(笑)


エノキの若葉に朝日が当たります

確かに、学校の文化祭などでも古本コーナーを設けると、大概こうしたセミプロが買い占めて行く光景が昔からありました。

マカピーも最初はそうした行為に「難色」を示したものですが、そもそも無料であり、冊数制限もないのであればこうしたセミプロに処分してもらうのもありなのかな、って思うようになりました。

だって、ゴミに出すのよりずっと有効活用でしょう!
もしかして、古本市場に戻って誰かの眼に留まればさらに利用価値が増すわけですよね。

ただ、マカピー達が帰る頃に親子連れが傘をさしてバザー会場を覗いている姿にはちょっと可哀そうな気がしましたのは、楽しみに来てもめぼしい図書は持ち去られた後だったからです。


建設予定地は長年放置されポピー畑状態?

そうなんです、つまりは世の中「First come, First serve(早い者勝ち)」って事なんですよね。

先週銀座の和牛専門店での昼食特別メニューのために30分前に並んで食べましたが、あの値段で美味しい和牛ステーキを食べられたのは「早い者勝ち」だったからで、上述した古本開放バザーと同じ事だとおもうのです。

ただしあの時は4人で、いろいろ話しながら待つことができたのですが、あれがマカピー一人だったら挑戦しなかったろうなあ(笑)

ツゲの新芽って鮮やかな黄色ですね!


次はゴミ収集に関してです。

今朝いつものゴミ収集場所に行くと、ゴミを片付ける馴染みのおじさんに会いました。

マカピー:「おはようございます!毎回ご苦労様です。ありゃりゃどうしても分別されない袋がありますよね」
おじさん:「他にも同じ場所に同じ銘柄の缶ジュースが捨てられていて毎週片付けるんだけど、おそらく同じ人なんだね」
マカピー:「そうなんですよね。おそらく特定の人が毎回散らかしているって感じですね」

マカピー:「それで思うんです。つまり誰もが分別するって面倒じゃないですか!もしも分別無しで回収してくれるか、または毎日全ての分別ごみを回収してくれるシステムにしてくれればいいわけでしょう?」
おじさん:「そりゃそうだね」
マカピー:「皆さんのように苦労して他の人のゴミの分別しなくても、行政にさせればいいと思いませんか?一番簡単なのは仕分けしたゴミを回収頻度を上げれば済むことですものね」
おじさん:「ボクも長年これやってきて、もう疲れちゃった」

かつては将軍も通ったという御成街道(岩槻から日光街道に抜ける道)の松並木の2本

おじさん:「ホラ、ここでも小学校の資金集めにアルミ缶を集めてるでしょう」
マカピー:「ああ、区長さんが集めて近くの集会場裏にため込んでますよね」
おじさん:「それがさ、あの集めた袋を持って行っちゃう人がいるんだよ!」
マカピー:「だってPTA用回収缶って札に書いてあるでしょうに!」
おじさん:「そんなの関係ないんだよ、連中には。明け方の2-3時に車で乗り付けて持ち去るんだね」
マカピー:「あららら・・・」
おじさん:「最近アルミの価格が上がっているので、新手の商売をする人が増えたって事なんだけどさ」

「捨てればゴミ、再利用すれば資源」という標語を思い出しながらも、おじさんと会話をしながら哀しい気持ちになって来たのでした。

灌漑用水はこうして水田に水を供給します

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。マカピー自転車も再利用です!(笑)




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