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愛しているって言ってあげよう マカピーの日々 #1055

マカピーです。
久々にNetflixの映画を見て思ったのでした。

コタキナバルのホテルで見たその作品は臓器移植に関わる、提供者の人生と受け取り側の人生が交差する様子を描いていました。

臓器提供者の家族は植物人間になり回復の見込みのない息子が生前に臓器提供を登録していた事に悩みます。

いつも彼の事を叱っていた兄が最後の別れを告げにやってきてベッドサイドで「いつもつらく当たってゴメン、本当はお前の事が大好きだったんだけどあんな形でしか言えなかったのを許してくれ」と謝るのでした。

生命維持装置が外され、彼の臓器は各地で待つ依頼者の元に届けられます。

病院の外で奇跡の回復を願う友人・知人達に向かって彼の父親は最後の報告をします。


Tg. Aruビーチの夕陽

「息子は、今旅立ちました。皆さんにお願いがあります。今直ぐにでもこれまで仲たがいして疎遠となっていた家族や友人がいれば電話して、愛しているって伝えてください」

そうなんです。それこそがボクらが生きている間に出来る事です。

大好きだったら、そう言おう!

「オマエはダメな奴だ!」なんて言わなくたっていいんです。

「君はキミでいいんだよ!」って言ってあげよう。

「金持ちになるだけが人生の勝者じゃないんだよ」って言ってあげよう。

「ボクがついてるよ!」って言ってあげよう。

「ボクはキミが生まれた時からずっと愛しているんだよ」って言ってあげよう。

「ボクの父親であってくれて、母親であってくれてありがとう」って言ってあげよう。

「不思議な縁で家族となったアナタに、今でも変わらず愛しているよ」って言ってあげよう!


コタキナバルの沖合の島々

それで何か変わるかも知れないし、「フン、今頃になって何言っているんだい」って言われるかもしれない。

それでも、言わないで済ますのより自分の気持ちを伝えようよ。

「ボクはキミの事を愛しているよ」って。

入道雲

マカピーでした。

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