裏切り行為っだって? マカピーの日々 #1241
マカピーです。
裏切られると落ち込みますが、やっている方はそう思っていないようですね。
マカピーが今の仕事を始めるキッカケになったのは後に裏切るジュル・ハジでした。
彼が「栽培にいいところがあるよ!」と教えてくれ、それを見に行ってポテンシャルを感じたからです。
これだったら「村おこし」にもなるって!
(後でその考えが、かなり甘い事が分かりました)
もちろん同行したハナさんかつての患者に再会したことも、因縁めいていたのでしたけど。
お世話になっていたハジさんのもとを離れて現場に住居を移したのも信用していたジュル・ハジが、村人に配布するはずの資材を知らぬ間にごっそりと売り払ってしまったからでした。
「横領」という事で警察には知らせていますけど、訴追していないのでそれで損失が戻った訳ではありません。
この事からやっぱり現場に行ってしっかりと管理しないといけない!って分かったのです。
ハジさんと別れる事は、彼からすればマカピーが裏切った事になるのかも知れませんね。
以前noteにも書きましたが、マカピーはハジさんの持っていた4つの会社のうち一つを無償で引き継ぎを依頼され喜んだものでした。
「マカピーはいきなり社長?」
今考えるとマカピーはかなり「浅はか」だったでしたね。
マカピーはその言葉だけで「Director」と肩書を付けた名刺を作って関係者に渡していたのです。
ところが、言葉だけで何時まで経っても一緒に行った会計事務所でのマカピーの名前が登録されることも無いのにハジさんは「処理中だから待ってください」というばかりでした。
更にマカピーがジュル・ハジに紹介された件で、新事業を立ち上げしようと相談したんです。
ところが、その事業費に関して会社に資金がないというので銀行融資を持ち掛けましたが、それよりも日本の投資家を募るべきと待てど暮らせど誰も来なかったのです。
それで季節性のある生産ですから、待てなくなったマカピーは自己資金を投じて開始する事にしたんです。
それに対してハジさんは「事業とはマカピーの様に自己資金で始めるものではない。投資家の資金でやるものだ」との持論を変えませんでした。
これまでハジさん側から一銭も資金援助も無かったので、マカピーとハナさんは事業地域で営業登録をして事業を正式なものにしたのですが、その事はハジさんに黙っていたのです。
ところが、しばらくすると「無謀」と言っていた事業を周囲に対してハジさんは「わが社の事業」と言い始め「二人の行動力には感謝している」「事業進展内容を報告するように」なんて言い始めたのです。
あれ、なんかおかしいぞ?
結局お世話になったハジさんと別れ事業展開する事になりました。
それでも、雇われ社長にならなくてよかったと今でも思っています。
それはある日ハジさんの一言にハッとしたからです。
ハジ:「ボクはこの4つの会社を設立するのに随分お金を使ったんで、実費だけでも返してもらえば、それでOKです」
あれ、マカピーにその一つを無償で譲渡するからやってくれってってお願いされたはずじゃなかったの?
それなのに、何で自分の名前も入れてくれない会社を面倒見る事にしなくちゃいけないの?
アブナイ、アブナイ!
それでも、マカピーをマレーシアに誘ってくれたのはハジさんですからね。
今でもその事を感謝しています。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。どっちにしても「いばらの道」かも
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