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台湾と「湾生」老友たちへの思いがはっきりした マカピーな日々#0563

マカピーです。

マカピーがアマゾンのAudibleを再度試すことになったのは、一度キャンセルした朗読サービスが無料で利用できると案内があったからでした。

最初の試みではダウンロードしたけれども途中で興味を失ってしまったのですが、今回はジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」の上巻を迷わず選んでいました。

それは、マカピーの大好きな著作だったのですがプロの語り部で聞く内容に驚いたのでした。

なんて内容が理解しやすいのだろう!

しかも、ワイヤレスのヘッドマイクを付けていれば、掃除や食事など他の作業をしていても情報が耳に流れ込んでくるし、読み上げ速度も変えることができ短時間に楽しく上巻を終えてしまっていました。

それを見透かしたように、Audibleが今度は「今だけ、どれでも750円」という謳い文句に踊らされて「じゃあ、どんなタイトルがあるのかな?」と調べると、なるほど興味あるものもありました。

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上述したジャレド・ダイアモンドの下巻は特価対処でなくちょっと高価だったのでひとまず横に置いていくつか試聴して面白そうに思えたのが、文藝春秋刊の吉田修一さん著の「路(ルウ)」でした。

特別に何かを期待したわけではなかったのですが、話の展開に引き込まれてしまいました。それはマカピーの老友?に「湾生」がいたからで彼らの人生を代表するような内容だったからでした。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/post-6328.php

いわゆる戦中戦後、台湾から引き揚げてきた50万人もの日本人の中には台湾生まれの人々もいたわけです。

「路」では、彼ら湾生の気持ちや台湾人自身の感情を台湾新幹線建設に絡ませる作者の術中に、マカピーは見事にはまってしまいました(笑)

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実はマカピーは仕事で湾生医師にカンボジアでお会いしたのでした。

そして、この湾生老友から、更にもう一人の湾生を紹介していただき今日も親しくメイルを交換させていただいています。

マカピーはこの方にはまだ実際にお会いしたことがないのですが、ご両人からお話を伺うたびに台湾への思いが募ってくるのでした。

そうだ!台湾といえば台湾女性と結婚したマカピークラスメートの事を思い出したのでした。

彼も学生時代に研究活動で訪れた台湾に魅了された一人だったのかしらと、彼にまだその出会いの出来事を聞いていなかったことに思い至ったのでした。

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マカピーが興味を持つ人物にかつての湾総督府民政長官、満鉄総裁を務めた後藤新平さんがいます。それは医師でもある後藤さんの台湾での活躍は西欧的な植民地支配とは一線を画すものであったからでした。

更に先ごろ亡くなった李登輝元台湾総統の業績や、かつて彼が日本人として生きた日本に対する思慕についても深く考えさせられるところがあったからです。

マカピーは台湾これまでも不思議な縁を感じていたのですが、「路」を聞いたことでまだ訪れたことのない「台湾」には、来年帰国したら必ず行きたいという確信が生まれていることに気づきました。

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。心の旧友に会う旅になりそう




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