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ダイソーの矢野さん マカピーの日々 #1377

マカピーです。
あの「100円ショップ」の代名詞ともいえる「ダイソーの矢野さん」が2月12日お亡くなりになったそうです。

心よりご冥福をお祈りします。

マカピーは矢野さんと面識がある訳ではありませんが、「ダイソー」には本当にお世話になりましたからね。

ボルネオ島北部マレーシア国サバ州の首都コタキナバルの有名モールの中にも「ダイソー」はあります。

もちろん、地元にはそれに似せた業態のお店も沢山出来て繁盛しています。

つまりそうした店舗群は全て、矢野さんの育てた産業ともいえるわけです。

「安かろう悪かろう」の概念を打ち破り、この値段でここまでできるのか!という経営努力は、商品にして目を見張るものがあります。

こんなものあったらいいな!

こんなふうに出来たらいいな!

気軽に使える値段だったら良いなあ!

消費者の要望を具体化し、更に新商品を出し生活改善を提案して行く「ダイソー」の姿勢はとても刺激的でした。

マカピーの韓国人の友達ミジョンは日本の我が家に遊びに来ても、幾日も「ダイソー」に通い詰めていたそうです。

もちろん、韓国にも同業社があるのですが彼女に言わせると「絶対ダイソーの方がいい!」と言い切るのでした。

確かに、同業他社に行って見るとダイソーの力の強さはすごいものがあります。

そうした挑戦を矢野さんが続けられた原動力はなんだったのでしょう?

事業が全国から世界に展開して、「業績が伸びる事」はもちろんのことですが、マカピーはこう思うんです。

シンプルに「その商品を取った人が喜ぶ」顔が見たかったんじゃないかな。

それはマカピーも同じような気がするからです。

マカピーもマレーシアで紆余曲折があってレストランやってますが、お客さんに美味しそうに食べてもらえる姿を見ると「喜んでもらえてよかった」って嬉しくなります。

それでも、4か月経つけれどレストラン経営が一足飛びに良くなるようなことがありませんね。

そもそも利益率が低い業態なのは分かってますが、このまま売り上げを伸ばさなければじり貧になるばかりです。

「物価が高騰しているのに、お店の価格が据え置きっておかしいでしょう?」

マカピーはハナさんに価格改定を申し入れますが、ハナさんは頑として受け入れません。

「今は固定客を増やす時。昔この店に来ていた人が戻ってきているのよ。その前に価格を上げてしまったら何にもならないわ」

「そうは言っても、給与を支払うのにも苦労しているんだよ!」

「まあ、待ちなさい。そのうちに事態は好転するから」

いったいハナさんの確信というか自信はどこから来るのかしら?

そしてマカピーも時々、怒るハナさんを「まあまあ」となだめる場面もありました。

ところが最近は、もっぱらマカピーが「どうして、自分の持ち場を清潔に出来ないんだ!」ってスタッフを叱ってしまっているのでハナさんが「まあまあ」ってなだめてくれています。

矢野さんも、もっともっといろいろな事を経験されたのでしょうね。

効率とかを求めすぎてもスタッフは動かないのは分かるのです。

だから、なんとか楽しい職場にしようと思うのですがマカピーがこらえ切れないで「怒り」を表してしまいます。

矢野さん、マカピーはガミガミ・爺(じじい)になっちゃったのでしょうかね?

すみません、見も知らずのマカピーがお邪魔しました。

どうぞ偉大な経営者、矢野さん安らかにお休みください。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。怒っちゃだめだ!







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