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トゲが痛い!マカピーの日々 #1127

マカピーです。
正しくは「トゲが刺さって痛い!」です(笑)

マレーシア出発前なので、しばらく帰らない家の周囲の木々の剪定をしました。

近所でかなり植物が大きくなってしまったお宅

この日は昼間に親戚の来客があり、日本酒を飲んでしまったのでした。

それで、彼らを駅に送って行った帰りに、それまで気になっていた植木の新芽が大きく伸びている事に気づき、酔った勢いで素手で新芽を掻き取ったのでした!

イテテテ!

スギのとがった葉が指先に刺さります。

近くに農作業のグローブがあったのですが、それも着けずに作業を続けたのはマカピーが酔っぱらっていたからでしょうね(笑)

翌日、左手の親指の爪近くに腫れがある事に気付きました。


既に干からびているヘビの死骸

あ、トゲが刺さっている・・・。

腫れた中心に小さな黒い点が見えました。

指をしゃぶって舌で探っても、トゲはその端を皮膚から出していませんから刺抜きでは無理そうです。

という事は、針を使ってほじくり出す必要があるってことか・・・。

マカピー妻に針で取ってもらうという手もある。

そういえば、ずいぶん昔にそうしてもらったことがあったなあ。


今日も君たちここで朝食ですか?

マカピーは子供の頃は家(養蚕農家)の地続きがちょっとした屋敷森になっていたのでそこを走り回っていたのです。

寒い冬でも「何か面白いことはないかなあ?」とガサゴソと藪をかき分けて「秘密の花園」を探検していたわけです。

今も基本的には変わってませんけど(笑)

小春日和だったら枯草の中のひだまりにヌクヌクするのが大好きでした。
それは、古い農家の縁側に座ってじっーとしていると飴色になった材から醸し出される匂いと一緒だったのです。

何となく、そこで眠ってしまいそうになる催眠効果があるのでした。


トウモロコシの葉先に雫が

川に下る斜面に終戦間際に作ったという「防空壕」がありました。
数メートル掘っているところで、終戦になってしまったので奥行きがないものでしたが何となく怖い闇を持っていたので近づくことが出来ませんでした。

母が言うには「終戦直前で日本側は対空砲火も出来ない中、B-29が民家が並ぶ宿場町めがけて焼夷弾をバラバラ落としって行ったのよ」「我が家に直撃しなくて前後の畑には発火しなかった焼夷弾が地面に刺さってたわ」「宿場町を斜めに横切る航路だったので数軒が焼け落ちただけだったけど、その焼夷弾の直撃で二人が負傷して、血まみれで担ぎ込まれ我が家の縁側で息を引き取ったの」

そうか、あの縁側には死体が横たわっていた事があったんだ!

そういえば祖父も祖母の棺もあの縁側から庭に出て、そこから「野辺送り」されたのを思い出したのでした。



子どもの頃は季節も関係なく泥をこね、ヤブをかき分け、木にのぼり 手足はすりキズ、トゲが刺さり泣いたものです。


石碑に交通安全祈願

冬場ともなればそれにシモヤケが加わり耳や手の甲にもメンターム膏を母に塗って貰うのが、忙しく働く彼女の手を煩わせると分かっても繰り返すのでした。

今朝もキイチゴの実を注意深く摘み取りるのですが、枝の鋭いトゲが容赦なくマカピーの手をひっかくのでした。

これくらいの痛みはへっちゃらだもーん。

マカピーでした。
最後までお読み頂きありがとうございます。三つ子の魂百までってことだね





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