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通勤にかける時間がもったいない? マカピーな日々#0948

マカピーです。ボルネオ島北部マレーシア国サバ州にいます。
毎週のように車で一日がかりの出張しているので考えました。

単身赴任状態が続いているマカピーのサバ滞在では現場へは車で12時間ほどかけてが必要な距離で、運転しなくても乗っているだけで結構消耗します。

ちなみに飛行機だったら「たったの1時間」で着いちゃうんですけど、複数人で移動するし荷物があるので車を利用するのでした。

明日からの出張では、頼りのユスフさんが入院してしまったのでレンタカーを借りる事になりました!

マカピーは運転中に眠くなるので、休みながら行くつもりです。

今回は三人での出張なので、他の人に代わってもらう事が出来そうですが、殆どはマカピーの運転になるんだろうなあ(笑)

更に朝日夕陽の眩しい中での走行は危険なので、急遽ポラロイド(偏光グラス)入りのサングラスを購入しました。


ポラロイド入りレイバンのサングラス

これも安全のためです!決してカッコよさを追い求めたわけではありません。(実際に眩しさが激減します!)


チェンドルという「かき氷」にグラマンの緑色が気になる方もいるようです!

ところで、3年前にマカピー三男が我が家を出る理由の一つに「通勤時間がもったいないから」と言うのがありました。

本当は不便があっても「独立」し、親の干渉が少ない環境を求めたという極めて自然な行動理由でした。

ところが、COVID-19になって自宅作業(リモートワーク)が増えたのですが、マカピー三男は「ボクは仕事場に行くほうが作業能率が上がる」と一人でも通勤しているのでした!

何だか話が逆じゃないの?

まあいいや、引っ越ししたら職場のあるビルまで徒歩でも30分ほどで行けるのですから、それでもいいでしょう!


半島側の料理であるラクサやカレーヌードルもうまいっす

日本では通勤時間有効利用するからって、耳にプラグを差し込んで語学学習や朗読本を聞いている人がいます。

確かに漫然と過ごすのよりいいと思います。効率よく知識を高める事が出来ます。

でも、それが仲間と一緒の移動であったらどうでしょう?例えばマカピーのように12時間もかけて3-4人でずーっと車の中にいるのです。

もちろん食事をしたり給油したりトイレに行ったりする時間も入ってますけどね。

それから、車中でも電話したりインターネット接続して情報を取る事も出来ますが、ずーっとそうしているわけではなく、FMラジオを聞いたり、YouTubeで音楽を聴きながら一緒に歌ったり、そして「いろいろな話」をすることになります。


このチェーン店は豊富な品ぞろえがあります

マカピーの出張では、会話というのがマレー語と英語が中心となり更にマカピー以外はローカルの言語が混ざるのでした。

日本語で話す機会は皆無ですから、これはマレー語の訓練になります。

なにせ、ネイティブに近いので良い刺激・・・と思ったのですが彼らに言わせれば「半島言葉」はさらに複雑で発音が全く違うというのです!

ヤレヤレ

サバ州の人たちは必ず連邦政府あるクアラルンプールを意識してこういうのは、サバ州が少数民族に加えてフィリピン系、インドネシア系住民との集合体である複雑な状況であるからです。


このお店は1937年ペナン島がオリジナルらしいのですが、「潮州」とあるので更に起源は中国にあったのかも知れません!

つまり各集団間で「共通語」としてのマレー語をしゃべるので「癖のない」「分かりやすい」「書いてある通りの発音」の共通会話が行われるのだとマカピーは感じるのでした。

それが、半島言葉になると「クセが強すぎて」聞き取れなくなってしまうのでした。

半島側でマカピーの様なしゃべり方をすれば「サバハン(サバ人)だろう?」ってすぐに見破られてしまうのでした。

一緒に3か月間マレー語を習ったはずの同期の青年海外協力隊員でも派遣地によって、半年もすればしゃべり方が全く異なるのでした。

そんな話も、車中の会話になります。


サバのKFC。このカウンターでも注文を取れるけどお客さんは、入り口側にある大きなタッチパネルで注文をしてそのスリップをもってカウンターで支払っていました!

マカピーはこれまで沢山の国々で働き地元の人たちと一緒に活動する機会がありました。

そんな中で、移動中に寝る事もありますがともかく話をして情報確保に努めるだけでなく、自分を信用してもらう機会にしています。

ボクってこんな人間なんだよね、って四方山話を含めて伝えておくことで味方になってくれる人を増やすことなるんです。

だって、慣れていたってマカピーはマレーシアでは外国人なのです。
どうしても自分で自分の事を守り切れない事があります。

そんな時に知り合いを作っておくこと、友達になっておくことでいざというときに助けになる事が多いのだと思うのです。

つたないマレー語で語りかけても「こいつは、一生懸命マレー語を使おうとしているケナゲナやっちゃ!」と思ってもらえます。

親近感が増せば仲間として受け入れられやすくなります。

語学能力を高める学習ばかりをしているのではなく、一緒にいる人の事に興味を持ち、会話をしてみると沢山のメリットがあると思うのです。

マカピーはおしゃべりな性格なので、その辺りで有形無形で助かっていることがあると感じています。


近所を走る定期バス。コタキナバル最大の港湾施設のあるスパンガールをつないでいます。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。マカピーは危険人物ではありません








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