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それ「合言葉」じゃないよ! マカピーの日々 #1134

マカピーです。
メーターの動かないRAV4で10時間半走ってやっと生産現場の村近くのホームステイに辿り着きました!

で、ここは電話の電波もかなり弱いのですが大家さんがWifiを入れてくれているのでそれをつなぐと何とか通信が可能となりました。

で、メールをチェックすると日本の知人からテレビ番組で群馬県民であるかの符牒(ふちょう:合言葉)があるらしく「秘密結社」のような感じで怖いと言ってました。

コタキナバルの街角にむき出しの水道施設

「ね」は「ネギとこんにゃく下仁田名産」となるわけです。
下仁田(しもにた)は県の西部の町で山間部であることから水田栽培が出来なかった事もあり、コンニャク生産が昔から行われ更に「殿様ネギ」とも言われる下仁田ネギは独特の甘みのある品種ですき焼きのネタとして最高級ネギであるという事でした。

と単に、カルタを覚えるというよりは郷土の地誌を覚えるための手段にかるたを利用したアイデア商品だったと思うのです。

という事で、知人は群馬県特有の「上毛かるた」の事を言っているわけでした!(笑)

確かに、マカピーが小学生の頃も校内で選抜があり、代表チームは県大会で百人一首並みの競技が開催さたと記憶しています。

どうやら、今でもやっているのですね! ヨシヨシ!

ですから、大概の群馬の子供はあいうえお順に全ての読み札の文言を記憶しています。


絞め殺し植物であるフィカス(イチジク科)の植物の幹


唯一年代によって異なるのが「ち」です。

ボクらの頃の「ち」は「力合わせる160万」でした。

それが人口が次第に増えて200万人を超えた年は祝いをしたと聞いています。(現在は197万人ほどに減っているようです)

が、マカピー妻がそれを聞いた時に「え、私の生まれた神奈川県の川崎市だって群馬県と同じくらいの人口があったわよ!」って言われたのでした!

年代によって変数となる人口ですが、競技中では「ち」の声が聞こえた瞬間には絵札が取られているのですからあまり関係ないでしょうけどね。

それから、花札的な「ヤク」があり上毛三山をさす「す」「の」「も」を取ると得点が加算されます!

シェルのビルは立派!

ちなみに
「す」は「すそ野は広し赤城山」
「の」は「のぼる榛名(はるな)のキャンプ村」
「も」は「紅葉に映える妙義(みょうぎ)山」

他にもあったかしら?

とかく群馬の三つの山は特別なんですね!


英国統治の「北ボルネオ国」時代からあるアトキンソン時計台

お隣の長野県の「信濃の国」という歌に郷土の地誌を織り込んだ例もありますがマカピーも、東京の学校に出て来て初めて「群馬がかなりユニーク」だったのが分かったのでした。


安宿街的な一角の壁画

先ほどの上毛三山に関しては別のお話があります。

それは小学校の運動会では紅白に分かれるのではなく4つの色に分かれて競技するのでした。

県内でも地域によって多少異なるようですが

赤は言わずと知れた「赤城山」

青は「榛名山」

黄は「妙義山」

白は「浅間(あさま)山」
(おそらく長野との県境にあるので上毛三山には入っていないのですが名峰でもあるので4つ目になるのですが、白根山というケースもあるようです)


コタキナバルからクダットへ行くのにこの乗り合いで行くと50リンギット、3時間

ちなみにマカピーの学校では、4年生以上になるとクラスの中でも「赤城団」「榛名団」「妙義団」「浅間団」と別れて全校で得点を競うのでした。

『秘密のケンミンショー』という番組で取り上げられたような記憶がありますが、郷土の常識は他府県に行くと「まったく違っていた」ってことがあるものです。

それって、画一的でなくて面白いですよね!

群馬で育ってよかったなあ!(笑)

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。郷土を愛しましょう!

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