それって刺さるなー!マカピーの日々 #1168
マカピーです。
心に刺さる言葉もありますが、今回は右足でした!
(写真の魚って面白い形してますよね。マカピーはこの魚のフライが大好きです)
海岸を歩きながら、村人と話をしたり村の様子の変化を見ています。
今日は先日「ボートエンジンのキャブレターを買って来てくれ」と言われたので買ってきたロムジですが交換後は「調子いい」と言っていたのが今日は「どうも、今一つなんだ」と親子で浮かぬ顔をしていました。
後でロビンにその事を言うと「あれは、キャブレターの問題じゃない!CDIの問題なんだちゃんとプラグが発火しないんで出力が上がらないんだ!」と煙草をくゆらせながら語るのでした。
ちなみに彼は車修理のワークショップで幾年か働いていたのでオートバイしか持っていなくても色々よく知っているのでした。
さらに歩いて行くと、子供がバケツを持っているので「何が獲れたの?」と覗いてみると小魚がいて、まだピチピチと跳ねています。
マカピー:「ありゃ、まだ生きてるじゃない!誰が獲ったの?」
女の子:「おとうちゃん」と言ってそちらを指すのでした。
なるほど、大人二人と男の子が小さな地引網をしているのでした!
ナルホド!
と網を寄せている様子をスマホで撮っていたのですがどうも収穫が無かったらしいのでマカピーもロビンの家に戻る事にしました。
とその時です、ズッキーン!
右足に何かが刺さりました!
マカピー:「アドーイ!(マレー語では痛いときにそう言います!)
ケンケンして、痛がっているマカピーに近くの子供たちが駆け寄ります。
子供:「あ、足に何かついている」
マカピー:「ヤバー! 巻貝のトゲだよ。イタタタ・・・」
マカピーは巻貝のトゲを抜くと血がにじみ出てくるのでした。
仕方ない!
そのまま薬である海の水に浸けておくことにして、血が止まるのを待ちました。
そうなんです、ハナさんもそういいますが「海水って傷口にいいのよ!」と言われているのでした。
血が止まったらしいので、マカピーはその巻貝を記念に拾って波打ち際をピチャピチャと戻るのでした。
いつかビーチコーミングというので箱にディスプレイしたものが出来ればレストランにも飾りたいなあ!
なんて考えていると、足の痛みも忘れちゃうのでした。
そうそう、昨日の割礼の後の感染症で弱っていたジュル・ハッサンは普通のズボンをはいてTシャツ姿でした。
マカピー:「あれ、もう治ったの?ちゃんと海で洗ってる?」
ジュルは恥ずかしそうにコックリしていました。
マカピー:「よかったね。若いから回復が早いね!」
ハナ:「そうね。ロビンちゃんと薬を飲ませてね」
ロビン:「ドク、ありがとう」
ハナさんは私の貝の刺さった足を見て「破傷風の注射する?」
と言ってきたので「海にしばらく入っていたし、破傷風のワクチンも打っているから大丈夫」と答えたのです。
でもしばらくして、あれ?もしかして前回の接種から5年経ったかしら?急に不安になったマカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。刺さるなー!
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