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フーン、今度はそう来たか!マカピーの日々 #1151

マカピーです。
仕事をすると、がっかりすることもありますよね。

まあ、現場ではまるで「日替わり定食」のように多彩な問題が提供されるので、刺激があり飽きる事がありません。

大体、何とかうまくやっているなあって思っている矢先に限って「ドーン」と落ち込むこともあるんですよね。

海辺の町で新鮮な魚が入手可能

今回のガッカリは昨日会って打ち合わせをした、ルスランの事です。

なんとルスランは今朝雇った車で乗り付けて、資材を勝手に持ち出してしまったのでした。

もう少し詳しく話しますね。

マカピーの事業は農業生産物の国際価格低迷で利益が出なくなり、以前から話していたレストラン経営で多角化を図る事にしていたのです。

ハナさんが地元のマイさんに依頼して適当な場所を確保してもらい、そこを改装して7月中旬の開店に漕ぎつけようという試みが開始されたのは6月中旬でした。

コタキナバルにマカピーを迎えに来てくれた時には既に、お店で使う食器類を購入していました!

さらに、先週から100㎞離れた地方都市まで資材を買い求めに2度ほど運搬トラックを借り上げたんです。

実は魚市場でなく、漁船からおろされた魚が直接帰る場所なんです

ルスランはマカピーのやっている農業の生産者メンバーでもあるのですが、今回の大工頭としてマカピー達の要求を具体化して行き、他の二人を先導していました。

先週、ルスランがハナさんに尋ねてきました。

ルスラン:「あの余っている合板を使いたいのだけど、貰らえないかなあ」
ハナ:「残念だけどそれは無理、アナタも関わっている農業生産物倉庫の補強に使う事になっているのよ」
ルスラン:「フーン」

と、一旦引き下がった彼は納得していなかったのですね。

困ったことに買っても氷がないので発泡スチロール箱と氷を買いました

何の断りもなしに、今朝方車で合板やトタン屋根板を持ち去ってしまったのです。

怒ったのはハナさんです。

電話でルスランを呼び出し機関銃のように攻めまくります。

「誰が持って行っていいって言ったの?他の人が止めたのに私が許可したって嘘をついてまで泥棒するの?アナタはもう仕事をしなくていいわ。それより持ち去った物をすぐに返却しなかったら警察沙汰にするからね!分かった?」

マカピー達は彼には責任者としての優遇もし、食事を提供したりいろいろやって来たのです。


直線の道が油ヤシのプランテーションを貫いてます

昨晩打ち合わせの際に翌日の段取りを確認したのですが、もちろんそんなそぶりは微塵も見せず今朝決行したのは何か理由があったと思うのですけど。

でも、一度火の付いたハナさんを誰も止める事は出来ません。

数時間後には持ち去られた物は戻されました。

マカピー達はルスランのアシスタントをやっていたタンが残され作業をしていたので、これまでのいきさつを説明し彼を中心に再度改修チームを結成する事にしたのでした。

更にもう一人以前から知り合いのハリパに声をかけ、4人態勢で仕事を中断せずに終了させることにしたのです。
結局「雨降って地固まる」となればいいと思います。

やっぱり、いろいろあるんですよね現場は!(笑)

この花がドラゴンフルーツの実になります!デカいでしょう!

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。人物の見極めは難しいなあ!


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