それって良い考えだよ! マカピーの日々 ♯1552
マカピーです。
いろいろ試すと分かって来るのでした。
4日間イフガオのハナさんの臨時クリニックでマカピーは疲れました。
理学療法器具の使用を手伝ったのですが、そもそも暑い場所での作業だったのに加えてそもそもがヘアドライヤータイプのブロアーとあっては、施療される側もする側も汗びっしょりになります。
ところが、患者さんによってはすごく汗をかく人とまったく汗をかかない人がいて症状により違うようです。
何とも不思議感じたのはマカピーが専門ではないからかも知れません。
基本的にハナさんからの指示を受けて施療しているのです。
それでもタガログ語が分かればもっと患者さんと会話が出来更に工夫ができそうです。
マカピーは昨日のクリニックで4人連続で施療していると4人目が終わる近くになると頭がボーっとしてきました。
一人におよそ40分かかるので連続2時間以上も汗だくの施療を続けていたわけです。
もちろん水を補給しながらやっていたのですが、おそらく脱水症状をおこしていたのでしょう。
体中の疲労が一気に来たらしく、「しばらく休ませて下さい」と隣の部屋にばったりと横になって眠ってしまいました。
三十分ほどして硬いコンクリートの床に気がついて目が覚めるとスッキリしました。
それでまた施療を開始しようとするマカピーにハナさんが言いました。
「マカピーみたいに一生懸命動やり過ぎると体が持たないわよ。施療台(ベッド)もないから、かがんだ姿勢で長くブローするだけでも負担が大きいから疲れちゃうのよ」
ハナさんは長年医療に関わっているから、どうやって高いパーフォーマンスを維持するかの秘訣を知っているようです。
だから彼女は毎日の様に何時間でも休みなく声を上げて診察が出来ているわけです。
そのコツがあるらしいことは分かるのですが、未熟者のマカピーはまだまだですね。
ただ、施療しながら患者さんの健康状態が改善される事を願っているのは確かです。
だってこの1ヶ月足らずの間にこの理学療法器具を使い続けた結果、半身不随のハリー叔父は車椅子から立ち上がり、毎日ベランダの手すりに沿って歩行訓練をするまでに回復していますもの!
最近ではこの理学療法器具がマレイシアの病院でも装備され活躍しているほど人気が出て7月には日本でも紹介されるまでになっているのです。
それで毎回10人以上がこの理学療法を希望してハナさんの臨時クリニックに来るのですが、マカピーとハナさんではさばき切れない状況。
そこで、これだけ要望があるのであれば、トリートメント・センターを作って利用してもらうのが良いとハナさんと話しているのでした。
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