アディキッチン消滅 マカピーの日々 #1255
マカピーです。
アディキッチンが無くなりました。
アジンの父親アピはコックで母親のアイダは飲み物係で2号レストランに派遣されました。
そうなんです、もう一緒の場所、倉庫住まいから店舗2階に移動したんです。
それにもう一人ウエイトレス兼マネージャーのファラの3人体制で2号店が開始されたのですが、アピ達が1号店から抜ける前に問題発生したんです!
ヤレヤレまたかい。
それは店の責任者であったアディがマカピー達の言うことを聞かないので、とうとうハナさんがキレてしまったんです。
8月20日の開店から一ヶ月半の間様子を見ていたのですが、アディは2週間目から約束の週間会計報告をしなくなりました。
買い物ばかりしていているのに領収書も不明です。
それに買ったはずの品物が見当たらないので、ハナさんは毎晩会計を閉じチェックする事にしたのです。
アディには物価高騰しているのに価格設定が安過ぎ、原価を割り込むから変更するように言っても言うことを聞きません。
それからマカピー達が2号店の開店準備に出張している間に、アディは閉店後に勝手に家族や夫の仲間を呼んで食事をして店の食料を食べていたらしいのでした。
アピ達家族を2号店に連れてゆく2日前の朝にマカピー達が午前の担当のアピの料理の朝食をとってくつろいでいた所にアディが現れたのでした。
ちなみにマカピー達は必ず代金を支払います。
アディはおはようと声をかけたマカピーを無視する様に店に入るとその後を午後担当のバスリがついてくるじゃあないですか。
どうしたの?
ハナさんはアディにどうしてバスリがここにいるのか問いただしました。
アディは平然とバスリにトムヤムスープを2人前作らせるので呼んだと言うのでした。
ハナさんは次にバスリに何で自分の担当時間外に来たのか尋ねました。
バスリはアディに寝ているところ呼び出され来たのは彼女が責任者だから従ったと言うのでした。
ハナさんは最後に午前担当のアピにトムヤムスープが作れないか尋ねました。
アピはバスリと違う味になるけど出来ると答えたのでした。
ハナさんはアディにアピの料理でいいはずなのに勝手にバスリを呼びつけるのか、彼に2倍の給与を払うつもりなのか聞きました!
誰が店を作ったの?
誰がスタッフの給与を払っているの?
自分たちで食べ尽くすだけで約束の我々への支払いはどうなっているの?
スタッフ給与だって稼ぎ出せないのに勝手な真似をするとはどういう事?
あなたは算数もできないバカよ!
もう店を締めなさい!
結局、ショックを受け涙を流したアディは翌日、勝手に自分は用事があって出かけるから店を閉じると一方的に伝えて来たんです!
ハナさんは儲けられないくせに勝手に店を閉じるんじゃあないわよ! とアディがいなくても店を開けました!
アディは帰って来ると、事態を悟ったようで翌日以降もマカピー達の前に現れる事はありませんでした。
その代わりアディからハナさんにメッセージがあり、店を明け渡すから5千リンギ払って下さいとあったのでした。
ハナさんはほとほと呆れ返り、これまでの伝票等と一緒に警察で会おう!って返事すると何も返事がありませんでした。
数日2号店の開店の手伝いから戻って来るとアジズがアディが店から私物を持ち去ったとありました。
実はアディが辞めると決めた時にアジズに言って店の鍵を直ぐに取り替えさせたのでした。
新しいレストランの名前はレストラン ハマナス(仮称)となります。
マカピーでした!
最後までお読み頂き感謝します。いい人にめぐり逢うのは簡単じゃない(笑)
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