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いつもの海岸で マカピーの日々 #1135

マカピーです。
マカピーはコタキナバルから生産現場に戻ってきました。

と言っても、マカピー達は村には住んでおらずホームステイという民宿にいます。


ねむの木の花(だと思うけど)

実はマカピーが日本滞在中にハナさんがマイさんと相談してもっと安くて良い別のホームステイに移動していたのでした。

大通りからは離れていますが、周囲が緑に囲まれていてとても落ち着くところでマカピーもすぐに気に入りました。

シャワーとトイレは共同ですが、他に長期滞在者が二組います。キッチンではそれぞれの家族がガスレンジや流しを使う事が出来るシステムで、誰かのクッキングの仕上がりを待たねばならないヤッティのホームステイとはずいぶん違っていました。


ヤッティのところは、室内にあるバストイレの天井から水漏れが激しくたびたび感電の恐れがあるから何とかしてほしいと申し入れたのですが最後まで何もしてもらえませんでした。

更にキッチンのゴミの片付けも自分でやったりモップかけもしていたのですが、こちらではしっかりものの奥さんがいつも共有施設の管理をしっかりしているのでした。


キナバル山を展望できるコタブルド・サイト

今日2か月ぶりで海辺の村に行きました。
ロビン:「おお、帰って来たね!元気だったかい?」
マカピー:「うん、昨日10時間半かけてコタキナバルから車を運転して来たんだ。疲れたので昨日はこちらに来れなかったんだ。収穫は進んでる?」
ロビン:「ほら、倉庫を見てくれよ。もうそろそろ満杯だから販売しなくちゃいけないよ。これ以上入れると倉庫の壁が持たない!」

今日は、ロビンのところで、ハナさんと収穫物を売りに来る農民の対応をして過ごしたのです。


マイさんのガーデンにはドラゴンフルーツの花が終わったところです。

隣人のヤイズが「魚を買わないか?」と声をかけて来たのでハナさんと保冷ケース内を見るとタンギギ(オニカマス)が3尾いました。

一番大きなのは5㎏ほどありそうで、ハナさんが小さいのを2尾買う事にしました。3㎏で45リンギット(1500円くらい)でした。

これをロビンの奥さんに渡して昼食を作ってもらうのですが、ハナさんはキニラオが苦手ですがマカピーは酸っぱいのが大好きなので「キニラオ(マリネ)にして欲しい」と頼みました。

出来上がりは「いい感じで料理」されていました。

月下美人状の花をつけ、それが次第に大きくなるんですね

野菜ともう一品はタンギギの煮つけなのですが、ラー油状態の中に輪切りにした魚肉が見えます。

ロビン:「タンギギはいいけど、そっちの料理はものすごく辛いからきをつけろよ!」って声をかけてくれたのです。

ご飯を皿に盛り付け、タンギギ2種、それに小松菜のような野菜のスープの3品を適当にとります。

それを、右手でワシワシと食べるのでしたが快調にタンギギを食べ始めると細かく刻んだチリ(唐辛子)があり、これが結構辛かったのです。


15日はタムーと呼ばれる定期市場が開催されていました!

ところがさらに上回る辛さのタンギギの煮つけは「魚肉だけ食べた方がいいぞ」と忠告されていたのにも関わらずマカピーはいつも習慣で煮つけのスープをご飯にかけて食べたのです。

ドヒャーン!

か、辛い! 

脳天を突き抜けるような辛さの後で汗がどっと出てハンカチで拭いても拭いても汗が出てくるのにはマイッタ!

ついつい美味しいので2杯食べてしばらくベンチに座っていると、屋の中からラジオの音楽が聞こえて来てとてもいい気分になったのでした。

気が付くと、座ったまま寝入ってしまっていたのでベンチの端に枕を持ってきてくれたので、お言葉に甘えてそれを使って固いベンチで横になると、あっという間に寝りに落ちてしまったのです。

一時間ほどすると、目が覚めるとマイさんも来ていて「これからカラオケをするんだ!」というではないですか。

みなさん、カラオケが好きなのね!

ああ、帰って来たんだなあって思った瞬間でした。最後までお読みいただき感謝します。ユニークなんでしょうね(笑)


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