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子供は体を動かして遊ぼう!マカピーの日々 #1205

マカピーです。
やっぱり子供は戸外でガンガン遊びましょう!

マカピーは、マレーシアの倉庫改修工事をしている大工さんの2歳児の娘が脚立から飛び降りただけで、ニッコリとしている姿を見ていて思い出したんです。

そうだ、「マカピーの夢は各地に公園の遊具を設置したい」って思っていたのでした!

それはかつて中東イエメン共和国の首都サナアに滞在していた際の事でした。

標高2,000メートルを超えるサナア乾燥していていてパサパサしていました。

イエメンはその昔「シバの女王」がソロモン王に会った後で紅海を挟んだエチオピアで子供を産んで戻って来たなんて言う話のあるアラブの源流ともいえる土地柄なんです。

紀元前にシバとかサバと呼ばれる国があったわけですが、今いるマレーシアのサバと何か因縁があるのかしら?


それはともかく、家の近くの公園に行くとジャングルジムや滑り台があって子供だけでなく付き添いの真っ黒のヘシャブ姿の女性も遊んでいました。

特にそこの滑り台は直滑降型でなく回転するタイプで結構上手に出来ているのでした。

で、後で聞いたらそれらの遊具は「日本の援助」で贈られたものだとの事でした。

え、こんな所にも「日本の公園遊具」があったんですね!

もちろん、サナアにも遊園地があり、観覧車をはじめジェットコースターなど日本のそれとは見劣りしますが、それでも地元の人にとっては乗り物代が高価なものが多かったことを覚えています。

実はそこの遊園地に行った際、道路に駐車していた自家用車を盗まれてしまったのでよく覚えていたのでした。

このリスはこの後バランスを崩して逆さになっていました(笑)

長男と次男は家の前の公園での滑り台で遊ぶのが好きでした。

そのサナアでは三男が誕生しましたが、彼が1歳になる前にヨーロッパ旅行をしている最中に、内戦になってしまったのでした。

荷物の片付けに戻ったマカピー以外では、家族の誰もイエメンに戻った事はありません。

そうこうしている間に、サウジアラビアとの戦争にも発展してしまいとても旅行できる状態ではなくなってしまって三男にとっての里帰りは何時の事になるのでしょうかね。


ここでやっと体勢を立て直して、ヤシの葉っぱをよじ登って実にありついてました(笑)

そんな感じで、海外で育った子供たちを連れて各国を旅行しましたが、やはり欧米では公園のそこここに子供向けの遊具があり、オーストラリアなどでは良いデザインに感心したものです。

子供が転落してもケガをしないようにバークチップなどを敷いてあったり、ゴムマットが敷かれているケースもありました。

ドイツではちょっと怖いような回転盤でスピードが増すとみんな振り落とされるような、日本でお目にかからない遊具がありました。

それから、ボルダリングも出来て・・・すべて自己責任なんですね。


誰もがスマホしてますね!

一方日本では鉄パイプで出来たジャングルジムが、クモの巣の様にロープを使ったものに変わっていたり、ブランコの素材も強化プラスチックが使われるような変化がみられて、それなりに楽しむことが出来ました。

それから小学校の校庭にも、今ではどこでも小山があってそこにトンネルがあったりしますが、マカピーが子供の頃によくよじ登った「竹のぼり」や「雲梯」(うんてい)などが消えているように思います。

簡単な構造で、一本橋やシーソーでも埋めたタイヤの上を走るのでもいいから、ともかく子供は飽きずにそれを幾度も繰り返して遊びます。

マカピーは今でも忘れられない光景があるのですが、それは群馬のキャベツ畑で有名な嬬恋村(つまごい)から離れた開拓地の農家を訪問した時の事でした。

マカピー達が居間の炬燵(こたつ)で温まって話をしていたんです。

そこに、外で遊んできた子供三人がドタバタと玄関から駆け上がってきて、おやつにかぶりついていたのですが、一人末っ子が来ていません。

さっき、玄関口にいたはずなので行って様子を見ると、何と彼は長靴の一方を脱ぎ終わらないうちに、力尽きてその場で突っ伏したまま眠っていたんです!

おお、なんという「力いっぱい遊んだ証拠」でしょう!

マカピーはその光景を忘れることが出来ません。


これはドラゴンフルーツの花でとっても大きいんです。蜂の受粉が終わると一日で花が閉じます

そうなんですよね、精一杯遊んで夕食を食べながら寝入ってしまうようなことがマカピーの子供にもありました。

マレーシアでも小さな子供が椅子に座って、思い思いのスマホゲームをやっています。

果たして就学前の子供たちがこんなんでいいのでしょうか?

マカピーはレストランで走り回る子供を叱りますが、子供は外で走り回るのが一番ですね!

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。体を使った遊びで大きく育つ!



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