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揺るぎない信念 マカピーの日々 ♯1547

割引あり

マカピーです。
今朝もハリー叔父の家にハナさんの患者さんが3組来ました。

昨日は朝の5時半に起こされましたが、さすがに今日の最初の患者さんは8時でした(笑)

ただハナさんが朝食の準備中だったので、彼女に代わってマカピーが後を引き継ぐことになりました。

ハナさんは何時ものことながら患者さん相手に時間がかかっているようです。

ところがハリー叔父は空腹が我慢できずにテーブルに来ると「ご飯!」と先に食べ始めてしまったので、あわててマカピーが鶏肉料理を作ったのです。

ところが、彼はさっさと食べ終えて「もう結構!」となってしまい残念に思いました。

「遅かりし由良之助!」


夕べの雨でぬれた衣類なども洗濯できスッキリします

ハナさんが患者さんと話し込んで遅れたのにはいろいろ理由がありました。

「あの人は三年間の患者さんで、今の様子からは想像できないかも知れないけど体調が悪くものすごく痩せていたの。随分元気になったのを確認したので今回も少しフォローをしたけどね」

二人で遅めの朝食を食べ終えると、いつもブロアーをしに来るオジサンがやってきました。

上半身裸となって、ハナさんがブローを開始するのでマカピーが洗濯機をセットしたのですがハナさんはマカピーの「大雑把」さが気に喰わなくて「色分けをワタシがやるから待って!」と言うのでした。

マカピーがハナさんがブローしている近くへ行くと、とうとうしびれを切らしたハナさんが「代わって!」とブロアーを手渡したのでマカピーがブローを継続することにしハナさんには洗濯機に行ってもらう事にしました。

さて、オジサンです。

農作業での日焼けがあるにしても血行が良くないのはマカピーにも分かります。

それからブローしながら彼の荒い呼吸が気になります。

下半身に移り、足を触ってマカピーはビクッとしました。

両足ともパンパンに腫れあがってふくらはぎも丸太棒のように冷たくカチカチに固まっていました。

マカピーはハナさんに声をかけます。

「足が腫れていて冷たいよ。彼は既に7‐8回セッションをしに来ているはずだけど改善しているの?ボクには彼の症状は相当良くないように見えるんだけど」

「そうなのよ、黄疸症状が出ているの。今インターネットで薬を調べているからそのままブローし続けて!」


オジサンは肝臓の疾患を抱えていました

つまり彼の肝臓の薬はハナさんの手元にない特別な薬でした。

セッションを終えて彼が身支度をすると、ハナさんが後を引き継いでオジサンとあれこれ話をして別れました。

その後ハナさんは今度はハリー叔父のブロアーをしながら何やら話をしていました。

そして、それが終わるとハナさんは今度はマカピーに声をかけてきました。

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