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UFOだったのかな?マカピーの日々 #1058

マカピーです。
ハイバン峠に現れる怪光は何だったのかしら?(サムネ写真はハイバンからみたダナン湾の様子)

マカピーがベトナム中部のダナンに毎月出かけていたのは、首都ハノイにある交通局研究所との仕事で計測機器の設置が必要だったからです。

といっても地すべり研究関係だったので山の斜面に各種の計測器を設置するんですけど近くに電線が来ていない場所だったんでソーラー発電施設まで設置していました。

あ、場所はハイバン峠っていうところで、かつてベトナムの1号線の難所と言われた場所です。

ハイバンて「海」と「雲」を意味するベトナム語なんですが、地形が特殊で山塊がそのまま海に落ちているような形で、東シナ海からの海風がこの山を駆け上ると雲が発生して一気に視界が悪くなるのでした。

https://www.jcca.or.jp/kaishi/230/230_zoomup.pdf

峠にはフランス軍がつくったトーチカが朽ちかけてあります。
ここがかつてベトナムを南北に分ける要衝の地であったとの事です。

峠の北側に古都フエがありますが、ベトナム戦争でボロボロになりました。南側にダナンがありここは南ベトナム時代の米軍の補給基地がありここから枯葉剤散布の飛行機が飛び立ったとも言われています。

突然の濃霧発生による沢山の交通事故の犠牲者の慰霊碑やお寺もありますが、日本の援助でハイバン・トンネルができたおかげで事故は激減しました。

ところが、ベトナムの国有鉄道も一緒にトンネルで抜けられれば良かったのですが、そうはならずフランス統治時代からの古い軌道がグルーッとハイバン山塊を回り込んでいるのです。


ハイバントンネルの入り口

その人里離れた山の中に乗客の昇降のないハイバン駅というのがあります。

それは単線なので列車の入れ替えが必要なので作られた珍しい駅なのですが、マカピーの仕事の計測器はその駅の上部の山塊に設置されたんです。

マカピー達は調査に通うのに、雨の日も晴れの日もこの線路をハイバン駅までポクポク歩いて行ったものです。

もともとジャングルみたいなところを切り開いた時はコブラもサソリも沢山いるなかなかワイルドなところでしたが、かつてはベトナム戦争時代に爆撃を受けたと聞いてますが、一度地すべりを発生して蛇篭を組んだり対策されていたところです。

地すべりの各種計測器の中では、地すべりの発生すると思われる地域にミラーを設置しそれを24時間定点観測ができる光学機器を対岸の山に装備しそのデータはハノイの研究所でモニターできるものでした。

で、ここからなんでUFOの話になったのか、やっと核心に触れることになります(苦笑)

この装置を設置したタキさんという方は金沢市の方なのですが、東京での学生時代後のダンサー/役者の田中泯さんと一緒になってUFOなどの超常現象を研究していたのだそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E6%B3%AF

そのタキさんと記録された録画をチェックしていると、夜の記録の中にハイバンの山に怪光が立ち上がっていたのでした。

しかも不定期に幾度も。

その場所は地形的に車のヘッドライトが光るような道路がないし、そもそも人家も電線もないので、確かにとても不思議な現象だったんです。


ハイバン駅の前でベトナムでの同僚たち

タキさんは興奮して「これはUFOだと思う!」というのでした。

マカピー:「タキさん、それはちょっと・・・無理がありませんか?」
タキ:「この発光は山腹から空に向かって発射されていますよ!」
マカピー:「確かに別の日には別の場所から怪光がありますね」
タキ:「きっと、この場所が問題なんですよ。ベトナム戦争時代にもこの地域での米軍のUFO記録があると聞いてるんです」

その後もタキさんはそれらの記録を個人的につぶさにチェックしていたようです。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。タキさんによると泯さんに誘われたそうですが、ほぼ全裸で同じ舞台に立つことは無かったそうです(笑)


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