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トラブルがある旅だから面白い マカピーの日々 ♯1529

割引あり

マカピーです。
現在フィリピンでは台風の影響で交通網がマヒしてます!

台風3号で刺激された前線が連日の豪雨を降らしてマニラ首都圏が洪水となってしまいました。

マカピーのいるルソン島中部でもかなりの雨量があり、今後の降雨量でどうなるかはわからないものの今のところマニラの様な被害にはなっていません。

この洪水でマカピーと合流するはずのハナさんの旅行計画が混乱しています。

フライトがキャンセルされてしまい、陸路で向かうようなことも聞いていますが首都圏から郊外に出るのも大変らしいです。

陸路も途中にある丘陵地帯では地すべりや土砂崩れも発生しているようです。

何が起こるのか分からないのが世の中であるという絵にかいたような旅のトラブルですね(笑)

前回のフィリピン旅の終わりではインドネシアの火山噴火の影響でフライトがキャンセルされてしまい、マカピーはマニラに1泊してからクアラルンプール経由で帰って来ることになりました。

別件があり、違うルートでの帰国していたハナさんも同じく、フライトやフェリーの欠航で予定よりも数日おくれての帰着でした。


おもしろい植物の花ですね

これも旅をすれば「よくある事」で、「どうしてくれるんだ!」って騒いでみても無駄な事なんです。

その場で「出来る最善の対策」をとったら、その事にこだわる事を辞め忘れるしかありませんね。


ところがこれがツアー旅行である場合は、ツアー客からの非難を一身に浴びるのが添乗員(ツアコン)でしょう。

個人の一人旅でしたら「まあ、こんなもんでしょう」と構えていられますが、お客さんを引率していたらそんな余裕は消し飛びます。

「いつまで、ここで待つつもりだ?」

「なぜ航空会社と交渉しないんだ!」

「腹が減ったぞ」

「宿をとれ」

「他の便で移動できる手段を探せ」

「早く日本に帰してくれ」

矢継ぎ早に繰り出される「要求」に対して「いろいろ調べましたが新しい情報がありません。我々だけでなくこの空港にいる人が同じ条件なんです。こうなったら、ここで待つしかないんです!」と言えればいいですよね。

でも、何かと自分たちは「お客」だから偉いのだと勘違いしているツアー客はそれを口火に攻撃を仕掛けてきますです。


ジャックフルーツも実ってました

「なんだ、その開き直った態度は!」

「そんな事より、早く空港職員に何とかしてもらってよ」

「あんた、若いのに生意気な口を利くんじゃない!」

もはや、カスハラ(カスターマー・ハラスメント)であると容易に想像できます。


時々遅れが出てフライト全体が混乱している際に、空港職員に詰め寄る人がいるのを見かけます。

クレーマーで「あんたの航空会社の問題だろう、なんとかしろ」と無茶苦茶な人がいますよね。」

ここでフライトを待っている全員が「早く搭乗してこの地を離れたい」気持ちとしては同じなのです。

それを知っていても「俺が言ってやる」とばかりにクレームする人って、よっぽど普段から人を顎で使っている人なのかも知れませんね。

そんな「正義の味方」は要りませーん!

先日遭った、航空システムのサーバーがダウンして米国を中心に被害があったようですが、これも自然災害のようなものです。

確かに会ってはいけない事なんですが、誰かが意図的にやった事ではありません。


草を食んだ後で反芻している牛たち

その場に居合わせてしまったら、だれかれ構わずつかまえて騒ぎ立てるのじゃなくて「そう、じゃあしょうがないよね」って、「おとな」の態度で対応したいものです。

確かにこの世の中では「コスパ」「タイパ」が叫ばれ、何かと効率が求められます。

ですが、無理して死んでしまうようなことがあってはいけないのです。

それでも行きたいのなら、お一人で行き他に迷惑をかけないで欲しいです。

「お先にどうぞ、天国へ」

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