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「壁」の存在 マカピーな日々#0842

マカピーです。
知ってましたか?グーグルが今日は「1961年8月13日にベルリンの壁が突然出現した日」って教えてくれました。

そうだったのか!

しばらくそのイベントまでのその年月を振り返ってみると、マカピーの物心ついたころにはずーっとあの「壁」があったのでした。

そしてその壁が建設から28年後の1989年11月9日には、これまた「突然のベルリンの壁崩壊の日」があったのでした。

知ってた?ベルリンの壁は、ある男性の「勘違い」によって崩壊した | TABIZINE~人生に旅心を~

で、マカピーはウズベキスタンでのことをを思い出したんです。

アクセルはドイツ大使館付け武官(ミリタリー・アタッシェ)でした。

彼の大使館での仕事の内容は知りませんでしたが、とても陽気で人寄せが好きな彼の家ではよくダンスパーティーが開かれマカピー家族も招かれました。(学校の父兄友達だったのです)

アクセルは年上女房のイングリッドと毎晩のようにダンスするが好きで、更に娯楽の少ないタシケントの生活では、自宅の地下室をダンスホールにしてマカピー達ビギナーにもダンス教室を開いてくれたのでした。

時々エキジビション的に踊る二人の息の合ったダンスは見事なものでした。

そんなある日、彼の家でアクセルがベルリンの壁崩壊当日のことを教えてくれました。
アクセル:「当時、東ドイツが崩壊することはもはや時間の問題だって誰でもが分かっている状態だった。そしてボクは軍人だからこれから軍事介入で仕事が忙しくなるぞって分かってたんだ」
マカピー:「アクセルはあの時どこにいたんだい?」
アクセル:「フランクフルトさ。当時婚約していたイングリッドとのデートでカフェにいたんだよ、そこのテレビで突然『ベルリンの壁崩壊』の映像が流れ始まったんで叫んでしまったよ」
マカピー:「え、どうしたんだい?」
アクセル:「バカヤロー!やめろ!それはオレたちの仕事だ!勝手に市民がヒーローになるな!ってね(笑)」
マカピー:「西ドイツ軍は準備していたんだね」
アクセル:「まさか、あんなに早く東ドイツが崩壊するとは思わなかったよ!今思い出しても悔しくなる」

そういえば、まだ幼かった子供たちを連れての欧州旅行ではベルリンを訪れ、かつての東西ベルリンの国境であったチェックポイント・チャーリーを訪れました。

さらに「ブレーメンの音楽隊」で有名なブレーメンに行きましたが、まさかマカピー三男がそこにある大学を卒業することになるとは当時思いもよらぬことでした。

前述のアクセルもウズベキスタン勤務が終わり帰国して数年するとガンで亡くなってしまいました。

イングリッドも毎夜踊る相手がいなくなって寂しくなったろうなあ。

人生は何が起こるかわかないものです。
だから人生を楽しみましょう!

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。見えない心の「壁」にも注意



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