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農業で食の安全を守る人たち マカピーの日々 #1154

マカピーです。
ドローンを使っての農業ってカッコいい!

マカピーは農家の生まれでもあり、今でも農業について興味があります。
そして、時々「日本農業新聞」も見ながら刺激をもらっているのです!

今回はドローン利用の農業です。

ご存知の方も多いかと思いますが、傾斜地での果樹園管理はとても大変です。山全体がミカンで覆われたような地域で「素晴らしい眺め」でもありますが、そこでは農家のたゆまない努力があるのでした。

現在農家の高齢化がすすんでいて、今回紹介された平石さんも70歳代ですよ! 
若いですよね。そしてこうしたものを取り入れる柔軟な考えがあるって素晴らしい!


この橋を渡るべからず!かな?

今回のドローン利用は防除で薬剤散布です。
3時間かかっていた作業が10分で終わるとは画期的です。

マカピーも夏季の農業で薬剤散布の手伝いをしたことがありますが、カッパを羽織り、マスクとゴーグルをしてスプレーガンを持つだけで気が狂いそうに暑いのです。

更に重いホースを引っ張って、畝毎、並木毎に入って行くのですが噴霧器のホースが絡みついたりすると泣きたくなります。

一人でやるにもこれだけの重労働を傾斜地でやるとなると年配者ではギブアップするしかないでしょう!

そこで以前から注目されていたのが空中散布です。

マカピーが米国アイオワ州で酪農実習をしていた際に見た光景は圧巻でした。電話一本で会社に連絡すると小型飛行機が飛んできて指定された畑に薬剤散布してゆくのでした!


アマリリス?

ところが日本では民家も近く地形も複雑な場所が多くそんな大規模な散布が出来ません。

小型ヘリコプターを利用した農薬散布はずいぶん普及したと思いますが、ドローンが出現してから様相が一変します。

無人ヘリコプターでは相当慣れた操縦士によるオペレーションが必要でしたが、ドローンになると自律性があるので自動操縦も可能です。

しかも事前にプログラムされた樹木に対するスプレーをし、薬剤や電池が無くなる前には戻ってくるという賢さ!

もちろん、まだまだ高価な機材ではありますがこうしたITを利用した農業がきちんと広く紹介されることが大切です。

そうすれば昔ながら汗ドロドロの3Kな労働環境の農業で働きたくないと思っている若い世代だって考えが変わるってものですよ!

農業は食物生産の基本ですよね!

その「食の安全」を考えるなら基準の厳しい「日本の農業で国民の健康を守る」事が国の務めだとおもいます!


こちらではタラップとかマランと呼ばれる木の実。美味しいですよ!

今の世の中では、アマゾンなどで安い製品に目が行きやすいですが、マカピーも買ってみると仕様が違っていたりして困ったことがあります。

しかし「食の安全」は工業製品とは違います。

そうした食の安全を担保できる農業をきちんと推し進め、若い世代も参入できる構造にしないと日本が滅んでしまいます!

ドローン利用はその手段の一部であるにすぎないのです。

耕せニッポン!(笑)

こちらはパンノミ、タラップと似ていますね。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。食の安全を忘れない事!



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