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え、あと二日で開店するの?マカピーの日々 #1249

マカピーです。
マカピーの知らないところで即決が行われるのでした。

何の話か?というと2号店

2号店とは何か?というとAdik Kitchen2号店の事を指します。

で、100㎞の道のりをRav4の後ろに大工さんを乗せて改修工事をしたのでした。

もうちょっと待っててね!

工事では高所での作業もあるのでハシゴが欲しかったのですが、一号店側から長すぎて車に乗せられで持って行く事が出来ませんでした。

それでもどうしても必要なので、店舗近くのハードウェアショップに行って梯子を探してみようという事になり、最初の角を曲がるとそこに脚立があったんです。

店舗の裏手に手製の脚立が立てかけてあったのですが、十分使えそうです。

「お、これでいいんだ!借りられるかな?」

そのお店はクッション店でソファセットを作ったり車のシートを作り直したりするのでした。

実際マカピーのRav4の前後のシートも別の町でしたが、そこの中国系クッション店で1日半で新しい物に作り直してもらっています。

店舗の中に入って「外にある脚立をちょっとかしてくれる?」と頼むと二つ返事でした。


まだ修理する箇所がありそうです

ユスナ店長:「ああ、いいよ。で、どこで使うの?」
ハナ:「すぐそこのレストラン」
ユスナ:「もしかしてあそこのレストランを引き継ぐの?」
ハナ:「そうなのよ。電灯を付け替えたりするから脚立が必要だったのよ」

しばらく、世間話をしながらクッション店舗の中の作業などを見てハナさんが質問しました。

ハナ:「ねえ、うちのレストランで座るテーブル席があるんだけど、そこのクッション作れる?」
ユスナ:「もちろん、あっちの通りのアラブ料理店もうちがクッションを準備したんだよ」
ハナ:「じゃあ、来て見てくれる?」

そんなことでクッション店とも仲良くなって、お互いに商売になったという事なんですが、それから約一週間経ち一昨日の事です。

ハナさんが席を外していてマカピーがカウンターで書類を整理しているとにゅっと顔を出した男がいました。

マカピー:「びっくりした。ユスナさんどうしました?」
ユスナ:「だいぶ工事が進んだね。で、いつ開店するんだっけ?」
マカピー:「なるべく早く再開したいんだけど、あと一週間くらいかな?」
ユスナ:「OK,実は注文のクッションはペンキ塗りが終わるまで開始していないんだ。そろそろ目鼻がついたところで連絡してよ」
マカピー:「分かった」

実はユスナさんたちもこの店のファンだったのですが、オーナーが変わって味が落ちたのでガッカリしていたというのです。

それから、工事中に「Sorry, Uner Renovation. We Open Soon」と札を出していたのですが、時々「あれ、お店始まってないの?」「オーダーしたいんだけど」なんていう往年のお客さんが来るのでした。


店舗の外側も一号店と同じカラーリング

そうした、期待に応えたいものです。

で、ユスナさんが帰って行ってしばらくすると、ハナさんが現れたのでした。

マカピー:「さっきユスナさんが来ていつ開店するのって聞いていたよ」
ハナ:「開店は明後日の月曜日」
マカピー:「え、決まってたの?ユスナさんには一週間後くらいって答えたんだ」
ハナ:「早く開店して、投資とお客を取り戻すのよ!」

それにしても、この決断というのはマカピーがハッキリと聞いていなかった事です。

マカピー:「本当に間に合うの?アピ家族が来るのは分かるけど他の従業員はどうするの?」
ハナ:「明日、以前相談したコックのジャングットに来てもらうのよ。二人体制で行くから」
マカピー:「彼の給与は、一号店のコックの2倍以上だよ」
ハナ:「儲けるコツを知っているコックなら安い物よ!」

確かにそうかも知れませんが、この判断の速さには驚かされます。

自転車操業というか、行けそうだと思ったらバーンと打って出る度胸があるのは大概女性の方でしょうかね。

古来「逐次投入」は愚策と言われていますけどね。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。結局一日遅れの火曜日になりました!(笑)




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