祖国の未来と希望 マカピーの日々 ♯1503
マカピーです。
いったい日本の今後の原子力発電はどうなるのでしょうね?
昨日経済ニュースを見て気になったのが、日本のエネルギー対策では今後急増すると予測される需要に対して、政府は休止している原子力発電を再稼働する方向であると聞いてびっくりしました。
何かの間違いじゃない?
だって耐用年数が来てる原子炉は廃炉するんじゃなかったの?
ご存知の方も多いかと思いますが、今年の元旦にあった能登半島地震で被害の大きかった地域に珠洲原子力発電所建設計画があったわけです。
原発推進派と反対派の長い長い闘いがあり、金にものを言わせての原子力行政の後押しで「あと一歩」のところまで漕ぎつけながら実現することが無かった「幻の原発」です。
そして2024年1月1日の大地震発生まで幾たびもの地震が能登地方を襲っていたし、建設計画中スリーマイル島原発事故やチェルノブイリ原発事故や国内の「もんじゅ」の事故があったのにもかかわらず、しぶとく建設が推進されていたことに原発と言うのはいかに金が儲かる事業なのだと納得できます。
もしも、建設が首尾よく終わり稼働していて一月一日の大震災が襲っていたら最悪のメルトダウンが発生した場合、風下になる地域が放射能汚染されていたでしょう。
つまり関東地方も含めて4000万人の住民が避難することになったのかも知れません。
避難と言ってもこれだけの人口が一体どこへ逃げろって言うのでしょう?
ちなみにマカピーの郷里群馬は、先の福島第一原発事故の影響でセシウムの汚染がありそれまで楽しんでいたワカサギやイワナを食べることが出来なくなりました。
ジビエ料理を準備していた山間の中之条町の計画は消え、酪農家は牛乳を売れなくなりました。
そうなんです、原発事故現場周辺だけではなく放射能汚染は相当広い地域でそれと同じ事が再現されたかもしれないのです。
珠洲原発が実現しその原発事故が実現しなくて本当に良かったと思います。
ところが、そうした国民の心配をよそに今の原発行政は古い原子炉のの再稼働を目指しているというのです。
世界ではこれからの趨勢は小型原子炉が中心となっているとの事です。
もう複雑な構造を持ち、緊急時の対応(制御)が難しい大型原子炉は建設から維持まで費用がかさむので、既に日本の技術も十分生かせる小型原子炉が今後とってかわられるとされていたのが、蓋を開けて見たら「再稼働」とは冗談がきつすぎます。
だって、日本では原子力船「むつ」で失敗していますが、世界的には原子力潜水艦などに搭載されている小型原子炉の安全性の高さは既に実証済みなのです。
そうでなければ米国原潜で乗組員全員が被爆しちゃいますからね。
それなのにフクイチ(福島第一原発)と同じ旧態依然とした技術の固まりである原発を再稼働してエネルギー政策の柱とするとの計画がどの発想から生まれてくるのでしょうか?
再生可能エネルギーなんて鼻から相手にせず「再稼働」に固執する裏には、のっぴきならない事情があるのでしょうかね?
どこで「金」が動いているのか知りませんが、まだ処理出来ていないフクイチがあります。
それからマカピーの友達も放射能汚染で故郷を追われたままになっているのです。
ですがそうした被災地や避難した人たちを傍目に古い原子炉を再稼働させる政府をマカピー達は自分たちで選んでしまったという事なんです。
これじゃあ「国破れて山河在り」どころか、国が滅んでしまいます。
こんな日本に誰がした!
今回の東京都知事選挙でマカピーは注目している候補者がいます。
彼は言います。
「まず東京を変えるんだ!そしてそれを国政に響かせる」
もしかしたら、こうした行動のとれる政治家が日本を変えてくれるんじゃないか?って思えるのでした。
かつての東京都知事だった猪瀬さんも「沢山の改革を着手」しながら道半ばで挫折してしまいました。
日本を再生させる可能性が残されているとすれば「原発再稼働」をすすめる国政に強く働きかけられる東京都の首長を思いっきり変えてみる手があるかも知れません。
(あれ、スピーチだけじゃく他のニュースも流れますね(笑) その後に彼のインタビューもありますね)
そうです、上のYoutubeにある「カッコいいい大人」が沢山いる日本を目指しましょうよ!
まだインターネット投票が可能になっていませんが、今後次第に選挙制度も変わって行くでしょう。
だから、若い人も含めて都民の皆さん、今回はともかく投票に行って日本の未来を切り開きましょう!
原子力行政も変わるチャンスかもね!
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。マレーシアからも注目していますよ!
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