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夢見人とその家族 マカピーの日々 #1085

マカピーです。
マカピー妻は「家族に二人のDreamerはいらない」と言うのです。

マカピー妻は昨年から起業したマカピーの事を『Dreamer(夢見人)』と呼ぶのです。

確かに、なんで給与生活者を辞めて、自己資金を持ち出しての起業するのか「意味が分かんない!」というのも理解できます。

しかも全く円滑な運営とは程遠く、次々に立ちはだかる問題発生の種類の多さには驚くばかりです。


Ginza Six屋上ガーデンに咲いていたエゴノキ

最近では、だんだん感覚がマヒしてきて「おやおや、今回はそう来たのね。さてどうしようか・・・」と笑ってしまうほどです。

確かに、傍から見たらきっと「バカみたい!なんでそんな仕事をしてるの?」って思うでしょうね。

それでも続けられるのは、ビジネスパートナーとなっているハナさんの存在が大きいのです。

だって「ジモチー」の彼女の采配と人脈がなければ、マカピー一人で事業を開始する事は出来なかったと思います。

しかも今やっている事業って、我々二人にとっても初めての分野だからどうしても手探り状態なんです。

問題発生にも、二人で相談し解決策を見出のでした。

マカピーの帰国前に倉庫を借り受け、事業用に改装する事になっていたのです。

ところが前金を支払った相手がどうやら「詐欺行為」を働く人物と分かり、被害が大きくなる前にどうやって白紙に戻して彼から金を回収するのかを検討しています。

マカピーは現場に戻っていないので、実際にはWhatsAppのチャットで彼女と協議するのです。

ハナさんばかりに負担を掛けるようで申し訳ないので、早く戻りたいのですが今のところそれが叶わないので日本で出来る情報収集などに時間を費やしています。


これを見れば銀座ってわかる場所!

二日前に突然カナダにいる次男から電話連絡が来ました。

ようやく学校の最終試験も終わり6月の国家試験を受ける予定と聞いていたのですが、何故かしら次男はハイテンションなのでした。

マカピー妻:「なんですって、あなたのビジネス計画が最優秀賞になったの?」
次男:「ボクは誰かに働かされるのが好きじゃないんだ。自分で事業をすれば5年くらいは大変でもその後はうまくやれそうだよ」
マカピー妻:「うちには、もう夢見人がいるのにアナタもそんなこと言ってるの?」

と、マカピーの方を向いたのです。


皇居東御苑にある江戸城本丸跡の石垣

次男:「ああ、お父さんの事?事業をするにはお金が必要だよ。儲けたかったらお金を使わなくちゃダメなんだよ。お父さんは正しいと思う」
マカピー妻:「そんなこと言ったってマカピーの事業計画なんて『行き当たりばったり』で無茶苦茶なのよ!」

オイオイそんなことは無いでしょう!

マカピー妻:「インターンシップでやっていたプロフットボール・チームで働いたりする事ってないの?」
次男:「あの仕事ってある程度の給与を貰えるんだけど、チーム付属のスタッフになると選手に帯同して試合でいろいろなところに行くし、ゲームのある日は時間外労働が長く続くことになりあまり魅力的じゃないんだ」

じゃあ、どんなビジネスを始めるのかしらん?

次男:「実は以前出会った、あるプロスポーツ・プレーヤーから自分のコンディションをベストにするメニューを作ってもらいたいというので契約してるんだ」
マカピー妻:「それはいいわね。そういったお客さんが沢山いればいいビジネスかもね」

マカピー妻が「はい、アナタが直接次男と話して」とスマホを渡したのでした。


こちらは銀座三越

次男:「あ、お父さん。どう?仕事は上手く行ってる?」
マカピー:「仕事を開始してもう半年になるけど、なんとか行けそうな感じだよ」
次男:「それはいいね。ボクはお父さんの事サポートするよ」
マカピー:「その言葉嬉しいよ、ありがとうね」

すると、隣で聞いていたマカピーが叫んだのです。

マカピー妻:「家族に夢見人は二人いらないわよ!」
マカピー:「どうして、そういうネガティブな見方をするかなあ」
マカピー妻:「だったら、ちゃんと家族が納得できる企画書を見せなさいよ!」
マカピー:「だから、先週家族皆にボクの事業計画を通知したよね」


東御苑はなんとなくNYのセントラルパーク的存在?

マカピー妻:「何言ってんのよ!あんなダラダラした文章を誰が読むってのよ?」
マカピー:「え、あれって時間がかかったんだけどなあ」
マカピー妻:「他人の読む気を失せるダラダラ文章で理解させようとするのが間違いなのよ!」

ウーン、相変わらず厳しい言葉!

マカピーです。
最後までお読みいただき感謝します。がんばります!

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