丸太をくれ! マカピーな日々#0890
マカピーです。
マレーシアの店で食べた後、「丸太をくれ」っていうお客さんがいました。
え、丸太って何よ?
しばらくすると、言われたウエイトレスさんが彼に渡したのが楊枝でした!
マレー語で丸太は「Kayu Bara カユバラ」って言いますが、食事の後ですからまさかそんなものを要求するわけではありません。
本当は「楊枝(ようじ)をください」っていう意味だったんです。
マカピーは半島マレーシアの事はよく知らないのですが、かつて日本向けラワン材(建築用合板材の原料)の一大輸出地だったボルネオ島のサバ州ではLogging (森林伐採)に関わる人が多かったのでこうしたジョークが通じたのでしょうね。
マカピーも地元のサバの状況に慣れると、お店のウエイトレスさんに「丸太ちょうだい」と言ってました(笑)
この楊枝ですが、各国で違うのです。
日本タイプは尖ったピックの反対がくびれのあるカットがあり、これを折り取ってテーブルに直接触れない楊枝置きを作る人もいます。
他の国では両方がとがっているタイプもあり、更にはミントの味付けがされているものもあります。
ベトナムではもっぱら竹楊枝でした。
しかも非常に細いタイプですから、スーパーなどで一パック買えばかなりの期間使えるのでした。
今回乗ったMAS(マレーシア航空)ですが、昼食時に付いてきた楊枝はどんなんかな?と期待したのですがMASのマークがついていてもやはり日本タイプでした。
もっともケータリング・サービスは日本国内の会社がやっているわけですから当然と言えば当然でした。
もうかなり昔の話ですが、海軍で隠語として寄港するのに「楊枝」があったと聞いています。
そのこころは、「妻に用事がある」で「つまようじ」そして「つま楊枝」となったのだそうです。
楊枝がらみの話でしたが、古すぎるどうでもいい話でした。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。ところ変われば楊枝も変わる!
もしもサポートいただければとても嬉しいです。そのサポートは感謝のバトンタッチとして使わせていただきます!